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本命でない彼女に対する行動や態度は、男が生まれながらに持っている浮気の遺伝子からわかります。 男はもともと浮気な生き物ですが、男性は理論上一人で千人もの女性を妊娠させられる能力を持っているので、子孫をより多く残すためには、浮気は非常に有利なのです。 そして、先祖であった男がそのようにして浮気を繰り返してきたからこそ、現代の男の本能に浮気の遺伝子が組み込まれており、その浮気の遺伝子が存在する限り、当然ながら、本命ではない彼女があとを絶たたないということになっています。 ここでは、まず、セカンドと本命の境界線を考える前に、男性が女性を口説く際、どのような戦略を用いるのかを知っておこう。 @ 本命でない彼女をたくさん確保する戦略 勉強すること、仕事を張り切ること、勝負に勝つこと、経済力を上げることなどは、男性にとって女性の確保能力を絶対的に高めます。男性は、人生の多くをこれに費やします。 A 女性に対するアピール度を上げる戦略 バンドを組む、ダンスを極める、芸術的なものを作る、スポーツでトップに立つ(特にサーフィンやボード系などパフォーマンス性のあるもの)、ファッションに気を配るなどは、女性に対してアピールするものですが、特にこれらに命をかける男性は、本命でないセカンドの女性を多く確保したいと無意識のうちに思っています。 B 女性を他人に奪われないようにガードする戦略 男性が、一人の女性と、週末や自分の休暇をいっしょに過ごすという行為は、生物学的にはその女性をガードすることをいいます。他の男性に奪われたくないという意思の表れです。 C 労力、金銭をかけて女性を確保するる戦略 これはベッドへ導くための手段であり、動物でも人間でも頻繁に使われます。誠意や、優しさは精神的な労力を表し、豪華なプレゼント・食事、場合によってはマンションを買い与えるなどは、金銭をかけることを意味します。 しかし、繰り返しますが、これらはベッドに導くための手段であり、本命にしたいという意欲とは必ずしも結びつかないということに注意しなければなりません。 このうち、@とAは、男性同士の競争です。いかに女性に自分のランクが上であると思わせられるかを競い合うものです。これに対し、B、Cは直接、特定の女性にターゲットが絞られ、確保する目的で行われるパフォーマンスです。 ただし、ここにジレンマが生じます。@、Aに時間を費やすと、B、Cができなくなるというジレンマです。 男性は本命にしたい女性が現れると、@、Aの男性同士の闘いの時間を削ってでも、B、Cに比重をおきます。 しかし、逆に、本命でない女性とつき合うときは、B、Cを削って、@、Aに比重をおきます。ただし、セカンドの女性に対しても、ベッドインというエサにありつけるまでは、男性はB、Cを熱心にパフォーマンスします。 ここに、多くの女性が騙されることになるのです。
本命でない彼女に対する言動や言葉は、相手の女性がどれくらい性的興味があって、遊び相手になれるかどうかを探ることが主になるでしょう。具体的には、次のようなしぐさや言葉、態度が目立ってくるので判断できます。 ★ 下ネタの話をよく言う 下ネタの話ほど、男性にとって興味をそそる話題はありません。この受け答えで、相手の女性がどれくらい性的に受け入れてくれそうかを、判断できるからです。 ただし、このような話は、万が一受け入れられない場合、肘テツをくらわされて嫌われるため、下ネタの話をしても絶対に嫌われない自信がなければできるものではありません。つまり、「自分はあなたにかなり受け入れられる自身がある」=「あなたを自分より魅力が低いとみなしている」、となります。 ★ 冗談を最初から連発する 初対面で冗談が言えるのは、精神的に堂々としていて、緊張していない証拠です。つまり初対面での冗談は、相手の女性よりも優位に立っている姿勢なのです。あなたを書く下に見ている何よりの証拠です。ただし、あなたと会うのが2回目以降なら、そうとも限りません。 ★ しっかり目を見つめてくる 目を見つめてそらさないことは、相手よりも優位で堂々としている証拠です。人間以外の動物でも、目を見つめることは優位性を示すために用いられており、オス同士ならケンカを売ることになります。 オスガメスにする場合も、同様にオスが堂々として自信があることになります。つまり、しっかり見つめられることは、それだけで心にゆとりがあり、女性より優位に立っている、すなわち女性を書く下に見ていることが分かります。 ★ 声が低く落ち着いている 男性ののど仏は思春期に大きくなりますが、このおかげで声が低く変わります。特に動物の世界では立派なオスほど低い声を出すことが多く、メスがこれにひかれていくことが示されています。つまり声の低さは男性の優位性を示す強力な武器です。そもそも声を低くしてしゃべることができること自体、女性の前で緊張していない証拠です。 ★ 褒め言葉がさらっと出てくる 最初から女性が喜ぶ言葉をすらすら思いつける男性は、心にかなりの余裕を持っています。これも、自分よりも魅力のある女性の前では、なかなか言えるものではありません。したがって、この態度にも女性を格下に扱っているフシが見られます。 ★ かなり接近してくる、触ってくる 女性は好きでもない男性からの接近を非常に警戒し、嫌がります。男性も当然そのことを熟知しており、逆に気軽に接近、または接触してくる男性は、相手の女性がそうしても嫌がらないことが分かっているのです。 これは、自分のほうが魅力が高いと感じている場合にしかできません。ただし、恥じらいのない中年男性が、居直って女性に接近、接触を試みることもあります。これをセクハラというのです。
★ 口説ける自信があれば自慢話はしない 自慢話をしないのは、自慢話をしなくても女性を口説ける相当な自信や、それを支えるステータスがある何よりの証拠です。 特別シャイで、緊張してひと言もしゃべることができない場合を除いて、自慢話をしない男性は、相当レベルが高いといえるでしょう。一見さわやかな印象を与えますが、あなたの手に負える男性ではない可能性が高いです。 ★ 会話が途切れずおもしろい 相手を本命にしようと意識していれば、自分をアピールすることに気が集中し、相手を話で喜ばせるなどという芸当は、そうそうできるものではありません。会話がおもしろいのは、あなたの前でリラックスでき、余裕があることの証拠です。 ★ デート3回以内にベッドインに誘う セカンドと本命との違いは、何といってもその投資量です。男性は、本命の女性には十分に投資し、信頼を勝ち取ってからベッドへと誘います。 しかし、逆にダメでもともと、あわよくばベッドインしたいと思っている女性に対しては、積極的にベッドに誘うことが可能です。セカンドに対する特徴は、ベッドインにいたるまでの投資量が極めて少ないことです。 ★ 男性との交遊経験を聞く 最初からこのような失礼なことができること自体、あなたを気遣っていないといえます。本命として意識している女性に対しては、相手のことを聞く前に自分のことを洗いざらいしゃべって、まずは自分を受け入れてもらおうとします。 また、セカンドの候補としては、性に奔放で、いろんな男性と交遊経験が多いほうが都合よく、これは、あなたがそのような女性かどうかを尋ねるための質問でもあります。 ★ ベッドイン前に豪華なプレゼントを用意する まだ、ベッドインもしていないのに、豪華なプレゼントを持ってくる場合、セカンドにされる可能性が極めて高くなります。なぜなら、豪華なものにはそれなりの見返りが期待されていることになるので、それを受け取ることは、ベッドインOKにつながることが多いからです。 したがって女性は、好きでもない男性からの豪華なプレゼントを拒否することが多く、逆に男性が豪華なものをプレゼントするのは、相手に拒否されないという自信があることを示しています。 ★ 好きと告白する 男性が十分に女性に投資していないうちに好きと告白すると、相手に自分を理解してもらえないうちにNGを食らって、撃沈する可能性が高くなります。 よって好きとすぐに男性が言うこと自体、成功率が高いと踏んでいるわけで、あなたを格下に見ていることになります。ただし、相当な恋愛初心者の場合は、その限りではありません。
★ しつこく電話がかかってくる よく女性が勘違いするのがこのパターンです。相手からしつこく連絡があるから、自分が相手からかなり好かれていると勘違いしてしまうのです。 男性はベッドにありつけるまでは、どんなに魅力的な男性でさえも、全力で相手を口説こうとするので、セカンドの女性にこそしつこく電話するということを知っておきましょう。 ★ 豪華な食事でもてなす これも浮気な男ほど、しっかり女性にご馳走します。これで大切にされているなどと勘違いするのは危険です。本命にもセカンドにも、ベッドインのためなら両者に行う行動です。 ★ 家まできっちり送ってくれた 相手の女性を大切にする行動ですが、ベッドイン前なら、セカンドにする気の女性に対しても使う手段です。これで、本命かセカンドか の区別をつけることはできません。 ★ かわいいねと言う 若干、セカンドにしたい女性に多くしがちな発言です。本命にしようとしている女性には、きれいですね、という敬意を表した言葉になることが多いでしょう。ですが、基本的に本命、セカンド、どちらにも用いる言葉です。 ★ ちょっとしたプレゼントを用意する あなたが警戒しない程度のプレゼントを用意することは、実は簡単なようでいて難しいテクニックです。なぜなら、高価なものでなく、しかも女性が気に入るものですから、そのプレゼント選びには流行を追う目とかなりのセンスが要求されるからです。 基本的に本命、セカンド、両者どちらにも用いられる戦略ですが、これができる相手は相当な百戦錬磨の男でしょう。 セカンドかもしれないという警戒を強めておいたほうが得策です。 ★ 好きな食べ物など趣味、嗜好を聞いてくる 相手に気に入られようとする姿勢で、これも区別がつきません。ベッドの後にこのような話をしてくるのなら、本命の可能性が高いです。 ★ 土曜・日曜の予定を聞いてくる、休みを合わせようとする これもベッドイン前なら、セカンドにしようと思っている女性にも使う手です。あなた以外に本命の女性がいたとしても、一日くらい土日を空けることは簡単なことだからです。
★ 目を合わせない 男性は本命として意識している女性に対しては「好き」という感情を相手に悟られたくないため、なかなか目を堂々と合わせることができません。もちろん、シャイな男性に限っては、誰とでも面と向かって目を合わせられないという例外もあるようです。 ★ 声のトーンが高い 本命として意識している女性の前では緊張し、声帯にもこの緊張が及ぶために、声のトーンが高くなります。 ★ 食欲がすすまない 本命にしたいと意識している女性の前では、男性はPER(フェニル・エチル・アミン)が分泌され、満腹中枢が刺激されるので、お腹がすかなくなり、そのような女性の前では食事がのどを通らなくなります。 ★ 自慢話を必死になってする 自分を認めてもらいたい、好きになってもらいたいと思っている男性は、相手の女性の前で必死に自分の自慢話をすることがわかっています。もちろん、セカンド女性に対しても自慢話をするものですが、男性は自分よりも魅力が低いと思っている女性に対しては、相手の話を聞いてあげるゆとりが生まれます。そのようなゆとりがなく、必死におもしろくない話をすることは、逆にあなたをかなり意識している証拠です。 ★ 誕生日を聞いてくる 本命の女性に対しては、何かしら自分との共通点を見つけ出し、何とかして自分の示すさまざまなサービスを受けて欲しいと思っているので、誕生日を聞こうとします。プレゼントしたい意思が隠されています。 ★ 遊園地やテーマパークに誘ってくる セカンド女性に対しては、肉体的接触をはかることばかりを計画しますが、本命女性に対してはいろんな理由を見つけては、自分の誠意を示そうとします。したがって、女性が喜びそうなところに連れて行こうと努力する傾向が表れます。 ★ 自分のプロフィールを洗いざらいしゃべる 聞いてもいないのに、家族のことや、前の彼女のことなど、いろんなことを話そうとするのは、相手を本命としてみているからです。それは、相手に自分のすべてをわかってもらって、こちらに誠意があることを示そうとする心理が働くからです。 心理学的実験でも、男性は魅力ある女性の前では、自分のことをよくしゃべる傾向があることが示されています。
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