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最初から恋愛目的だと彼に相手にされなくても、彼と共通の趣味を持っていれば「私と趣味が同じなので一緒にいろいろ話しましょう」という近づき方が可能となります。 これらを踏まえ、mixiなど人と人とのネットワークをつくっていくサイトで上手に恋愛をする方法が考えてみることです。
まず大事なのは、あなたがmixiに入っていて、あなたの好きな人や恋人がmixiに入っていないのなら、その好きな人や恋人をmixiに招待しないことです。 その理由は、mixi参加者の行動履歴を、ある程度知ることができてしまうからです。あなたのページに誰かがアクセスすると、「足跡」と呼ばれるログが残ります。それを見ることで誰がいつ自分のページにアクセスしたかが分かるようになっています。 つまりmixiではある程度、相手の行動もあなたの行動もわかってしまいます。 また、mixiには日記があります。彼が書いた日記には、誰かがそれに対するコメントを書く。すでに好きな人をmixiに招待した人は気づいたと思いますが、じきにあなたは彼の日記をチェックせずにはいられなくなり、コメントが気になって仕方なくなります。 また、彼がmixiに参加してしばらくたつと、彼とあなたの間に共通の知り合いがたくさんできて人間関係が複雑になったりもします。 好きな人や恋人との関係がうまくいっているときはいいでしょうが、そうでないとき、mixiに好きな人や恋人がいることで、あなたの精神状態は不安定になり、あなたの言動の自由が利かなくなり、二人の関係を複雑化する共通の知り合いが増え、いい関係を築きにくくなります。そして最悪なことに、その男性に新たな出会いのチャンスを与えてしまうのです。 すでに恋人や好きな人がmixiにいて、その男性をどうにかしたいと思っているならmixiで楽しむことはあきらめましょう。「mixiは駆け引きやいい関係を築くための道具に使う」と割り切るべきです。そう割り切れば、とても使いやい道具ともいえます。
このようなことはブログにも言えます。ブログは簡単に言えば、インターネット上に日記を書くシステムです。これも誰がいつアクセスしたかある程度分かるようになっていて、日記を書けば、誰かからその日記にコメントがつくシステムを持っています。 あなたがもしブログをはじめたなら、気になる男性や恋人に決して教えないことです。 特にブログでは、彼に知られないように彼のことを書いていても、彼に見つかる可能性があることを知っておくべきです。 あなたが書いている日記は、誰でも検索できるインターネット上にあります。 たとえば、彼と自分のメールのやりとりをそのままブログに載せれば、彼がそれを検索したとき、あなたのブログが検索エンジンに表示されてしまいます。 旦那に浮気され、それを日記に書いていた女性が旦那に見つかった例、恋愛相談を赤裸々に書いていて、それを恋人に見つかった例などいろいろあります。 インターネットは全世界に開かれています。それを忘れないことです。本当に彼とうまくいきたいのなら、安易に彼との恋愛に関する行動や考えをさらけ出さないことです。 彼とうまくいきたければ、ブログでは完全に他人になりすますこと、もしくはブログを駆け引きの道具として使うことをお勧めします。
恋愛では駆け引きにおいても、関係を築くうえでも、相手を知ることが重要となります。ですから、気になる相手を徹底的にプロファイルすることはあなたの恋愛を助けるでしょう。 mixiでは自分のプロフィール、友達、その人が参加しているコミュニティが分かるようになっています。これを用い、プロファイルすれば、彼の全貌が見えてきます。 ★ ネット上での友達を見る mixiでは、mixi内の友達をマイミクと呼び、マイミクの自己紹介用画像が並んでいます。 あなたの気になる男性のマイミクを見てください。そこに可愛い女性の顔写真がずらりと並んでいたら、彼は女性を見た目で選び、かつ手当たり次第であるかもしれないと想像できるでしょう。彼が自称写真家だろうが関係ありません。マイミクに一定の傾向が見られるのなら、それは彼のmixiへの関わりの表れだと考えたほうがよさそうです。 彼のマイミクが家の近くに住んでいる女性ばかりであれば、彼はリアルでの出会いを意識してmixiに参加しているのかもしれません。若い女性ばかりであれば、それが彼の好みでしょう。マイミクの男女比も参考になります。 彼のマイミクのプロフィール全体を見渡し、一つひとつをクリックして丹念に見ていけば、彼の嗜好や彼がmixiで何をしようとしているかが見えてきます。 たいていの場合、それは一定の傾向を持っているはずです。 ブログサービスの中にも仲間同士でコメントし合うコミュニティ的要素を持つものがあります。それらに一定の傾向が見られれば、相手をプロファイルできるかもしれません。 ★ 参加しているコミュニティを見る mixiでは、趣味やスポーツなど、ありとあらゆるジャンルに関してコミュニティを作ることができるし、参加することもできます。 興味のある男性のコミュニティを念入りに見てみましょう。彼はどのようなコミュニティを主催しているのだろう？ どのようなコミュニティにさんかしているのだろう？ そこで彼は参加者とどのような対話をしているのだろう？ それを見るのです。 たとえば、ある男性は自分が住む地方のコミュニティに所属し、よくオフ会に参加していたりする。その目的は新しい女性との出会いかもしれません。彼のコミュニティをそのような視点で観察することは、彼を知るうえでとても有用な情報になります。 また相手の心をつかむには、相手の価値観や世界観を知ることは非常に大事ですが、それにコミュニティの観察が役に立ちます。彼の関わるコミュニティを一つひとつ見るのと同時に、たくさんあるコミュニティの共通項を見つけていくことです。 ★ 紹介文を見る mixiでは、マイミクがその人の人柄や間柄を紹介する紹介文があります。 目的の男性に対する紹介文の共通項を見れば、それがおおむね彼のパーソナリティを表わしていることが多いです。きちんと読んで彼の評価を知るといいでしょう。 また彼が女性たちにどのような紹介文を書いているかも見ましょう。ある特定の女性に熱烈なラブコールを送っていることもよくあります。 特定の女性に対する熱いマイミク紹介文があったら、彼がその女性の日記にどのようなコメントを書いているか、さらにチェックするといいでしょう。彼は多分、あなたがそこまでチェックしていることを知らないはずです。だから素の行動が分かるのです。 ただし彼のページに何度も足跡を残すと、その行動が彼に知られてしまいます。彼が知りタイト思ったとき、これらを参考に一時に集中してプロファイルするといいでしょう。
インターネットにおける駆け引きも、リアルな世界における駆け引きも、基本的には同じです。その表現の仕方が違うだけです。 ★ 沈黙も恋の戦略の一つ たとえば、駆け引きでは「沈黙」も一つの恋愛戦略です。 彼にあなたを思い出させるために沈黙したり、彼にうっとうしいと思われないために沈黙したり、さまざまな意図で使い分けないとならないのですが、いずれにしろ、沈黙とは彼にあなたが生きているかどうかさえ分からない状態をつくることです。 したがって、mixiにおける沈黙とは、「mixiへのアクセスを完全に止める」ということになります。当然、日記の更新も完全に止めます。彼以外からのメッセージが自分のメールアドレスに転送されてもアクセスせず、我慢するのです。これはブログも同じです。 「でもmixiにアクセスしなかったら友達が心配する」「いまさらmixiをやめられない」とあなたは言うかもしれません。それは、あなたの選択の問題です。恋人を優先するか、それともmixiの友達を優先するかは自分の問題です。 沈黙は徹底しないと意味がありません。 これができない人は、恋愛の駆け引きなどはできないでしょう。 ★ 手に入りそうで入らない距離が大切 「手に入りそうで手に入らない距離」とは、相手が自分のことを好きだと確信できない状態を指し、相手の心を惹き付けるには重要な距離です。 mixiでそれを行うには、自分から相手に足跡を付けないこと。そして相手が自分に足跡をつけてきても、数日たつまでは彼のページにアクセスしないことです。 足跡やmixiのアクセス自体も、あなたの「行動」となります。もしあなたが今まで毎日アクセスしていたのに、1週間アクセスしなかったら、それは一つの意味を作ります。 mixiにアクセスした形跡のないあなたに、彼はどうしたんだろうと思うかもしれません。ブログの更新も同じです。 ★ 感情的な行動はダメ 彼や彼に関係する人間を、突然マイミクから外す人がいます。同様に彼や彼に関係する人に対して、突然アクセスを拒否する人がいます。衝動的に退会する女性もいます。 また彼の浮気が発覚したとたん、恋のライバルに見せ付けるため、彼と手を繋いだ写真をトップページにアップしたりする女性もいます。しかし衝動的にそのような行動をする人は、相手を疲れさせ、ひかせてしまいます。これでは、恋愛も人間関係もうまくいきにくいでしょう。 逆にあなたの好きな人やあなたの好きな人に関係する人が、このような感情的な行動をとる場合、そのような人と深く関わることはやめることです。その人はあなたをきっと苦しめるでしょう。
インターネット、モバイル、スカイプ、ゲーム機の端末など、コミュニケーション機能を持つツールやサービスは、今後も使い手にどんどん便利になっていくでしょう。 コミュニケーションツールは、進化すればするほど使い手の欲を喚起するようになります。連絡したいときにはすぐ連絡できるようになり、安全面を考慮し、誰がいつアクセスしたかが分かります。 10代や20代前半の若者は、このようなコミュニケーションツールに毎日の多くの時間を支配されるようになるでしょう。 相手のやり取りが数分でも滞ると不安になる若者もいますが、そのような人はコミュニケーションツールを使っているのではなく、それに操られているようになります。 逆に言えば、自分の自由な時間をつくるため、相手に縛られないため、相手にうっとうしさを感じさせないため、あるいは相手を不安にさせるため、コミュニケーションツールを自在に「使わないでいること」ができれば、自分の心や相手の心を、ある程度コントロールできるのではないでしょうか。コミュニケーションツールでは人間関係においても心の健康のうえでも、セルフコントロールこそが重要になるはずです。 コミュニケーションツールやサービスを利用し、嘘や安易な駆け引きをするのは避けるべきです。このようなサービスでは、さまざまなツールを駆使した安易な駆け引きや、人を騙したいという欲求にかられるかもしれませんが、嘘は結局、あなたを苦しめます。 また、あなたがそのツールを知り尽くしていない限り、嘘や安易な駆け引きは彼にその意図を読まれ、最悪の結果になる場合があります。自分の安全を守るためであっても、嘘はダメです。言いたくないときは「言わない」というオプションを使うべきです。 これらの基本さえ頭にあれば、いくらコミュニケーションツールが進化しても、あなたはそれを使いこなせるはずです。
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