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自分に合う結婚相手との相性の見分け方


モテる女性だかといって、同じタイプの男ばっかりが寄ってくるわけではなく、年上の男性もいれば年下の男性もいるでしょう。あるいは自分好みのイケメンもいる一方、相性がピッタリ合うという人もいることでしょう。

問題は「好きなタイプの男」と「フィーリングの相性が合う男」と、結婚後、どちらが幸せになるかということですが、息が合って長続きするのは、もちろん「フィーリングの合う相性のいい男」ではないでしょうか。

また、フィーリングの相性の合う相手となら、トキメキが冷めてからの倦怠期でも、お互いが理解し合えて、愛がさらに深まる可能性もあります。今までの自分の反応を振り返って、どちらの彼が「笑いを多くくれたか」を考えてみましょう。


相性の良い彼や彼女の見分け方


タイミングの悪い人とは最初から縁が薄い


職場で自分に電話がかかってきたような場合、ある相手の時だけ、外出していたり、トイレに行っていたりして、取りそこねることはないでしょうか。

あるいは、自分が相手に電話したとき、何度かけても、何かの理由でつながらないケースなど、いろいろ経験されていると思いますが、これは既にその相手とは気が合わないか、縁が薄い関係と勘ぐってしまうのが良いでしょう。

だいたいそう思って間違いはないです。特に、恋愛関係に陥ったときは、要注意です。電話のかけ違いは、いろいろな感情を抱かせるからです。
@ 誰か別の人と会っているのではないか
A 誰か部屋に来ていて、居留守を使っているのではないか。
B 自分を嫌いになったのではないか
こういった疑心暗鬼にとらわれ、付き合いの最初から不安のある船出になってしまうのです。

実際には偶然の連続に過ぎないのですが、運がないと考えたほうが、あとあと深刻な問題に発展しないでしょう。また電話をかけても、いつも話し中ということもあります。

反対に、彼がかけたとき、あなたが話し中だったら、「いつも話し中だけど、誰か別に付き合っている人ができたのではないか」といわれる危険性もあり、どちらにしても、ボタンのかけ違いが生じています。

同じようにデートの約束をとりつけようとすると、チグハグにそれぞれ予定が入っていて、二週間ぐらい会う時間が取れないケースなどもあります。これも運勢的にはよくありません。縁がないということです。もし、結婚したとしても、どこかが合わなくなってしまうからです。

男女の相性は、性格が合うのが一番良いのですが、この相性の中には、時間が合うかどうかも相性の一つで、縁の相性の良し悪しにつながってきます。

時間に正確な人と、時間にルーズな人が、いつまでも良い関係を築くことはないでしょうし、昼型人間と夜型人間も、いつもすれ違いの生活を強いられ、長い期間にわたって良好な関係が続くことがないことからも、おわかりになるでしょう。

たとえば、相手が電話をかけるとき、一瞬でも「待てよ。今が良いか、あと10分ぐらいたってからのほうがいいか」と考えませんか。

そこに早くも運命の岐路が潜んでいるのですが、相性の良い二人の場合には、「良かった。10分早かったらまだ帰っていなかった」という結果となり、相性の悪いカップルですと、10分遅らせてかけたことで、相手が出かけてしまい、電話がつながらなくなってしまうのです。

たかが、電話ですが、このタイミングということを深く突き詰めていきますと、相性の悪さにつながっていくのです。


長い人生では、性格の一致も大事ですが、それ以上に時間のタイミングも大切ですよ。このような微妙な関係を注意深く探っていき、タイミングの悪い人とは縁がないと割り切っていくのも、あなたにツキを呼ぶきっかけになりますよ。


欲求を満たしてくれる相手なら相性は大吉


基本的に自分の欲求を満たしてくれる人とは相性がよく、大吉の組み合わせといえるでしょう。

人間には、いろいろな欲望とか煩悩が渦巻き、自分でも抑えきれない欲望が誰にでもあり、欲望の中には、ひとさまにお話しできないような欲望も、人間誰しも一つや二つは持っているものです。欲望の中でも、人が生きていくためには、生理的な欲求もあり、たとえば食欲、性欲、睡眠欲、排泄欲の四つは、どうしても必要なものであります。

このうち、睡眠と排泄の二つは自分で満たすことができますが、食欲と性欲を満たすためには、食材を調達・調理する人が存在して自分を支えてくれ、それに夜には自分の性欲を満たす相手をしてくれる異性がいなければなりません。よく人間は一人では生きられない社会的動物といわれるのは、この点であります。

ところが人間は、これだけでは満足できない社会的集団を作り出し、その中で出世欲、愛情、安心、自己実現社会的評価などの願望を満たす欲求も作り出しました。

この欲求を満たすために、どの人の愛を勝ち取れば良いのか、あるいはどの人に従っていたら良いのかという、ことまで考えるようになり、次第に人と人との交わりと関わりが深まってきました。

これらの段階がすぎた現在では、さらに高次元である知識欲、美的欲求、円満欲求などが顔を出し始めました。そこで、それらの文化的欲求を満たしてくれるグループとか組織などの人脈が重要になってきたのです。

これまでは、女性にとっては、強い男が必要であり、自分を危害から守ってくれる安全欲というのが中心でありましたが、戦争の危険性も薄らぎ、食べものもコンビニなどができたおかげで、かんたんに手にはいるようになり、昔のようなたくましい男性の出番は少なくなったのが現状です。

現在は、あなたの知的欲求とか文化的欲求を満たしてくれる男性が大切になり、あなたに安らぎとか休息を与えてくれ、癒しになるような男性が喜ばれるようになってきたのです。

したがって、これからの交際相手は、仕事にしてもプライベートにしても、あなたを楽しませ、気持ちよくさせてくれそのうえ、知的欲求や文化的欲求を満たしてくれる人を対象にすれば、まずは間違いがないのではないでしょうか。

ただ、一つ注意していただきたいのは、運はお互いに分け与えなければ、自然と交際する相手は去っていきます。あなただけが得する関係はこの世の中にはありませんので、あなたも、相手に安らぎと憩いを与えることを忘れないように。

沈黙の時間が楽しめる関係なら最高の相性


自分の夢や希望に向かってひた走る女性には、心から分かり合える彼が自然と現われるものです。「一緒にいると時間を忘れてしまう」とか、「話しをしていると夢中になって、どんどん次から次へと話題が出て、世界が広がっていく」と感じる相手なら、最高の相性です。

とくに、沈黙があっても、何の不思議もなく、相手に気を使わず、楽しめるようなら本物です

無理に笑おうとしなくても、ちょっとした会話で、お互いに心のツボが刺激される関係です。このように、何の違和感もなく、会話がはずみ、笑いが自然とこぼれるような瞬間があるなら、それは、ふたりの共有の自分の素顔をさらけ出せる時です。このような関係は、何でも遠慮せずに言い合える間柄でなくては、成り立ちません。

こんな間柄が築けたら、お互いが心を開いて信頼できるため、深みのある最高のパートナーになれることは請け合いです。では、どのような人が「心の底から笑い会える関係になるのでしょう」

それは、恋愛感情を抜きにしても楽しいと思える相手です。そんな相手をどうして探すのかと言えば、まず、自然体で接し、気軽に会話を楽しんでみましょう。

そこでは、相手の会話に真剣に答える必要はないし、ふざけるのも良いし、そういう風に接していたら、相手がどんなことに興味があって、どんなことを面白いと感じるのかが、分かってきますし、お互いの「心のツボ」が発見できるものです。

それには、二人で楽しい場所へ行くとか、あるいは、心がリラックスできる雰囲気の場所へ行くのも良いでしょう。

そこで、とことん話しをして、あまり肩に力を入れず、自分のありのままを素直に出せて違和感がないようであれば、心から笑い合える関係が築かれるでしょう。

もし、お互いに話す話題を何か提供しないと、「雰囲気がまずくなるぞ」と思えるような相手とは、縁がないとあきらめるのが良いです。将来のパートナーは、黙っていても心が通じ合える人でないと、心の絆は結ばれないでしょう。


相性は「肌が合う」だけでなく、味覚の相性も大切


生理的に肌が合うというのはベッドインでの行為だけではありません。味覚の相性ということも無視できません。味覚には匂いも加味されます。

納豆、キムチが大好きな男と大嫌いな女がいっしょになれば、食事のメニューでもめて、どちらかが我慢しなければなりません。愛していれば食べ物なんかというのは、そういう食い違いの経験がない、うまくいっている人がいうことです。

朝、味噌汁がないと食事をした気がしない夫と、朝食はパン食で育った妻であれば、味覚や食習慣の違いは、私たちが思っている以上に重要なことなのです。納豆を食べるか食べないかで離婚することだってあるのです。

においでいえば、こういう話があります。ある女性はお姑さんが毎朝、お線香をあげるのがイヤでイヤで仕方がなく、離婚まで考えています。

いまの女性は線香を焚くような家で育っていないので、なかなかそのにおいになじめないのです。また、逆にニンニクなどが好きな女性が嫁いできて、台所を預かったりしたら、その家にパニックが起きるかもしれません。

味覚といえば、関西風の薄味と関東風の濃い味の違いも、かなり問題になるでしょう。いまはお互いにかなり融和してきましたが、味覚にうるさい男性だったらすると、そうとう神経を使わなければいけないでしょう。

昔なら、こうした問題について、歩み寄って合わせるのは嫁の側、と相場は決まっていましたから、女性が我慢することで衝突は避けられました。

しかしいまはどっちも我慢しませんから、衝突ばかりふえることになります。とくに生理的なものは、頭で理解していても、肌が納得しないことが多いので、事前によく見極める必要があります。

美人であるとか、プロポーションがいい、財産があるなどというのは、二人を結びつける力にはなりますが、いい関係を維持し、幸せな人生を築き上げていくには、いささかパワー不足は否めません。つまり、これらは結婚のきっかけとなっても、継続していく材料にはならないということです。

こう考えてくると、男が最高だと思う女性は、その女性がすでに持っているさまざまな属性よりも、いっしょに過ごすときの「合わせ方」にかかってくるといえます。つまり、「これとこれがそろっていれば最高の女性だ」という固定的、確定的なものは、実は存在しないということです。

そのときどき、その瞬間、瞬間に、「ああ、なんて素敵な女なんだろう」と男に思わせる活動的なテクニック、つまり「合わせ方」を身につけている女性こそが、男性にとって最高の女性になる資格を持っているのです。そのためには、男のさまざまな習性、性、好み、強さ、弱さを知ることが必要になってくるでしょう。

話し方や歩き方のテンポやリズムの相性は大切


人間には、話し方にしても歩き方にしても、自分のペースがあるもので、それがある意味その人のテンポやリズムといえるかもしれませんが、結婚相手の選び方としてはこの相性が大切です。


現代はスピードが求められており、とくに男性は身についたテンポというものがあって、それがたまたま遅いことがあります。遅くても自分に合ったテンポなら、それで能力がいちばん発揮できます。

だから、女性は男性のテンポを見極めることが大切です。ゴルフをいっしょに回れば、すぐわかるはずです。万事、ゆるゆると進めていくタイプの男の尻を叩いてばかりいると、そこから亀裂が生じてきます。

自分固有のテンポを理解できる柔軟性のある女性を、男は望んでいるのです。

それに、ビジネスマンの出世強壮では、はじめから先を走るのはあまりいいことではありません。競馬のように数分間で終わってしまうゲームなら、先行逃げ切りという手もいいでしょうが、何十年もかかって一歩一歩階段を登っていかなければならない出世競争では、途中で何が起きるかわかりません。

さらにいえば、現代はあらゆる面で変化が激しいから、いま主流であっても10年先も主流である保証はありません。目先の計算どおりにいくものではないのです。

ところが女性も家にばかりいると、視野が狭く、先を読む力に劣る人も出てきます。職業でも、医者や弁護士がいいとなると、子供を何がなんでも医者や弁護士にしようとします。ですが、一流企業であろうと、いかなる職業であろうと、それらの価値観は時代とともに変わっていきます。

亭主についてもこの調子で、妻がひとり相撲をとっている家庭は少なくありません。それに輪をかけているのは、弱くなった亭主で、昔なら「女がよけいな口出しをするな」のひと言ですんだのでしょうが、いまはガミガミ言われっぱなしの状態です。

どこの家庭も母親が子供や夫にガミガミいっているものですが、「早く、早く」とせきたてて、それで効果があるのかといえば、まずほとんどないでしょう。

長年連れ添った夫婦は、言葉を交わさなくても、お互いに相手の考えていることはわかります。「お茶くれ」といわなくても、飲みたいときに出てきます。これは二人の息がぴったりと合っているからです。

必ずしも女性のほうが男性のスピードに合わせなければならない理由はありませんが、二人のテンポが合わないと、いろんな点でギクシャクしてきます。双方が歩み寄る形であっても、いっしょに並んで走れるスピードに調節する努力が大切です。

つまらないことで、モメることが多くなったと感じたら、一度、二人のスピード感を点検、調整してみるといいでしょう。意外な解決策がそこから見つかるかもしれません。


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