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「自分を信じる」ということは、シンプルな言葉ですが、いざ実践するとなると、非常に難しいものがあります。 「こんな自分を信じて、本当に大丈夫なのだろうか?」と、そんな不安を抱いてしまう人もいるでしょう。 大丈夫です。あなたはあなた自身を、もっと強く信じることです。
「自分を信じる」ということは、「自分で考え、何かを決断する」ということです。そして、その結果を受け入れるということです。 たとえその結果が、自分が望んでいたものでなくても、「やっぱり、あのときの私の選択は間違って痛んだ」などと考えてはダメです。も違ってなどいません。 人生に正解はないのです。 あなたは、これまでも自分でさまざまな決断をしてきたはずです。そしてその結果、今の生活があり、今のあなたがいるのです。自分で決断することを放棄し、他人の意思に依存することは、自分を信じていないということになります。
自分を信じることで、見事に運命の相手と出会った女性たちはたくさんいます。 こんな話があります。 ある女性は、何回もお見合いをしているが、うまくいかないというものですが、その女性は親にすすめられるままに、お見合いをしていたようです。本人は、本当はお見合いをしたくなかったけれど、親に言われてしぶしぶお見合いをしていたというものです。
そこで、人に進められて彼女も合コンに思い切って参加しようという気持ちになり、お母さんには内緒で参加したということです。お母さんが知れば、「素性もはっきりしないような人と会ってどうするの?」などと言われる可能性があったからです。 合コンに参加した彼女は何回目かで、ついに意気投合した男性ができました。もともと、しっかかりとコミュニケーションが取れる女性だったので、会場では積極的に、その男性と話をしたようです。 しかし、問題はお母さまにどう彼を紹介するかです。すると彼女は、「私、彼と出会ってわかりました。親も大事ですが、ふたりが幸せなのが、一番いいんじゃないかって。彼からそう教わったのです」と。 これまでお母さまや仲人さんから言われるがままに、お見合いをしていた彼女が、自分で考え、合コンに参加することを決断したから、彼と出会えた・・・。 自分を信じて行動し、その結果、幸せをつかんだのです。
彼女は、婚活に関しては母親と距離をとることを、自ら判断できる女性でしたが、なかにはそうでない男性や女性もいます。 親に結婚をすすめられ、言われるがままに婚活をしている女性たちです。 自分は、結婚についてどう考えているかなど振り返ることもなく、ただ、「親が結婚を望んでいるから・・」という理由で、お見合いパーティーに参加する・・・。 すべてにおいて受身なので、婚活もなかなかうまくいきません。そして親御さんにしたら、「なぜ、うちの子は結婚できないのでしょうか? こんなにいい子なのに・・・」
こういった女性たちは、育った環境に問題があります。 小さなころから母親の過度な愛情により、すべてを与えられてきました。まれに自分で何かをやろうとすると、母親が先回りしてやってしまう。 母親は、自分がこれまでの人生でできなかったことを、何とか子供の人生で叶えようとし、子供に執着します。それが子供への愛情だと勘違いしているのです。 すべてを与えられ、何でも母親に任せてきた子供は、大きくなると、恋愛相手にも母親の役割を求めるようになります。 だから、「愛されたい」という欲求しかありません。 自分が愛する人に何かを与えようとせず、ただ、「愛されたい」「こうしてほしい」、「与えてほしい」という主張ばかりするのです。 これでは、運命の相手など見つかるはずがないのです。 こうした、ちょっと複雑な親子関係を持つ女性たちが、最近は非常に多くなったように感じます。親の過干渉は、子供の幸せにはなりません。 自分が、相手を幸せにしてあげたい。 そういう意識が芽生えない限り、たとえ婚活しても、親子で共に迷路に入り込んでしまいます。 |
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