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急にあの人が気になるダブルバインド


ダブルバインド(二重拘束という意味であり、二つの矛盾した命令を出し、それを受け取った人が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態になることです。

一般的に、「選択肢が2つあったときに、どちらを選んでも最終的に得をしない」という状態をダブルバインドといいます。

このダブルバインドの心理の応用は、ビジネスや仕事の場、そして恋愛の場でも役立ちます。この恋愛テクニックはデートに誘うときや、デート中に真価を発揮する非常に使いやすく効果的なものですので、その実践例を紹介しましょう。




ダブルバインド実践例


相手の二面性に心が揺れる


職場に好きな先輩がいるA子さん、つねに笑顔で親切に接し、彼に気持ちをアプローチしていましたが、なかなか振り向いてもらえません。
そこで一計を案じ、急にクールな態度をとってみました。彼女のそっけない態度に彼が「おや?」という表情をした翌日には、また優しくしたりと、交互に繰り返してみたのです。

するとそのうち、冷たいときには彼のほうから話しかけてくるようになったということです。そしていつしか親密な関係になることができたのです。

これはダブルバインドという心理状態を利用したA子さんの作戦勝ちです。ダブルバインドとは、このように相反する二つのメッセージを同時に発信することです。これを受けた相手は戸惑いを感じ、心が揺れ動くのです。

先輩の彼は、心のどこかでA子さんの気持ちは自分に向いていると知っていたのでしょう。ところが反対のメッセージが彼女から発せられたために、「どうしたんだろう?」「心変わりしたのかな」と落ち着かない気分になり、自らA子さんにアプローチするようになったのです。

「愛してる」と言いながら、そっけない態度を取る。「あなたしかいない」「キミしか見えない」と言いながら、他の異性とも楽しそうにしている。
そんなダブルバインドは、相手の心を揺れ動かします。その不安定感が、恋を燃え上がらせることもあるのです。

ツンデレの二面性に男は弱い


ダブルバインドには、ツンデレのように二面性やギャップで支配するという意味合いも含まれています。恋愛の駆け引きの代表的なものには押し引きがあり、ツンデレはそのテクニックとしても活用できます。


好感度の高かったいつも優しい人が、ある時急に怒ったり愚痴を言ったりしているのを聞くと、たった一回でもその人の評価は一気に下がります。その逆もあり、いつも嫌な奴だと思っていた人がふっと優しいところを見せると、好感度が急上昇します。

ギャップによる好感度の上下はかなりあり、その差が激しければ激しいほど急上昇、急降下しやすいようです。

たとえば、いつも真面目な人がずっと真面目にしていても、他の人にはいつものこととしか映らないので好感度は同じですが、逆にいつも不真面目な人が急に真面目にしていると、いつも真面目にしている人よりもその真面目さが際立って良く見えたりするものです。

テストで満点ばかりとる子よりも、赤点ばかりの子が満点をとった時の方が過剰に褒められるのもそのせいです。ツンデレという言葉を知っているでしょうか。ツンデレとはいつもツンツンとそっけない態度をとっている人が、ふっとデレデレした態度をとることです。

いつもデレデレとしている女の子の方が好感をもてそうですが、なぜかツンデレが好きだという男性は多いのです。その理由もギャップによるものだと言えます。

ツンツンとデレデレは全く違う状態なので、その二つには過剰なギャップが生まれます。飴と鞭と同じような関係で、飴だけでなく鞭をもらうことによって飴がとんでもなく良いご褒美に思えるのです。

ツンデレのギャップもこれと同じように、ツンツンした態度を見ることでデレデレした姿を見て一気に好感度が上がるのです。注意しなければいけないのは、ツンデレが人気だからと言ってツンツンし過ぎると愛想を尽かれることがあります。

何事もほどほどが良いでしょう。男性もデレっとした部分にだけ騙されないようにしなければなりません。


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