トップページ

男女脳の差による男と女の違い


男女の脳の違いによって、男女の本質が違うこととなり、それに起因する男女の行動パターンにも大きな影響を与えています。興味深いところです。

★ここでは、男女脳の差による男と女の違いについて紹介しましょう。




男女の本質の違いは男女脳の違い


男は努力して男になり、女は最初から完全


男は男性ホルモンが分泌され、つねに男性的な骨格や筋肉を保とうと、体の細胞が努力していますが、精神もまた男性的であろうと努力しています。男がより男性的でいられるのは、この心と体の相乗効果のおかげといっていいでしょう。

男は体の細胞も、精神も、無理をして男性になろうと努力して必死に頑張って生きており、反対にいえば、男らしく生きようと努力していないと、女性的になっていくことを意味しています。

母親が息子に「男なんだからめそめそしないの」とか「男らしく、しゃきっとしなさい」といっているのをよく耳にしますが、実際に男の子はこのように育てられ、知らず知らずのうちにやせ我慢をするようになっていきます。

しかし、このやせ我慢がは強い男性の精神を築く上で重要なことだったのです。やせ我慢は男性ホルモンの分泌を実際に増量させる効果があるからです。

男性の一般的傾向として、攻撃的、闘争的、行動的、肉欲的などありますが、この傾向を身につけ、保っていくのは本当に楽なことではありません。

発生学的にいえば、人間はもともと受精した一つの細胞から分裂を繰り返し、現在の人間のように形作られていきます。その際に男性と女性に分かれていくようですが、男性はもともと女性であった体がホルモンの影響で必死に男性になろうとしてできあがったものだそうです。つまり、この努力が行われないと、染色体が男性であっても女性の体のままになってしまうということです。

こういう事実から考えて、女性は人間の完全な標準型であって男性は特殊型といえます。男性は女性のことを「不可解な生き物」とよくいいますが、事実は逆で、特殊で不可解なのは男性のほうであります。

この「不可解な生き物」である男は、女性から見れば異常の領域に入るほど変体人間に映っていることでしょう。

ケンカ早いのは一つ間違えば前科者だし、好きでもない女性と肉体関係を結ぶことができるし、だらしないのは子供の頃からだし、男らしい行動といわれるものは、ほとんど異常の領域に限りなく近いです。

男のこれらの行動は、女性が理解できる範囲を完全に超えてしまっています。もし、これらの本性を女性の前で洗いざらい出してしまえば、あまりのアブノーマルさに女性は恐怖心に襲われることでしょう。

ところが男性にとって、このアブノーマルさは自分でわかっていても抑えられるものではなく、とくに性衝動を抑えることは困難この上ありません。だから思春期には女性よりナイーブになることが多く、自分の性欲に罪悪感すら覚え、必死に隠そうとします。そして男性はそれらの本性を隠しつつ、女性に嫌われまいとして努力をするのです。

いずれにしても、男性がこれらの野蛮な特性を受け継がなければならなかったのは、優秀な種を築き上げるためだったのです。


男は縦社会、女は横社会


男性は脳から出るテストステロンという男性ホルモンにより闘争意欲を掻き立てられて生きている生き物です。このテストステロンの1年間の総分泌量は、他の動物に比べ、1年中さかりがついていることを考えてもかなり多いはずです。だから、闘争意欲も他の動物よりもはるかに激しい。その結果、男の意識の中では異変が起こることになります。

それは上下関係を異常なほど意識して縦社会で生きていくということです。

闘争意欲が激しければ、社会には闘争が絶えません。これを防止するために、男は自ら「誰に従うべきか」をつねに考えて生きる動物へと変身していかなければならなかった。そして、男は社会秩序、つまり縦社会を厳格に守る習性を獲得したのです。

とくに組織が大きければ大きいほど、力が強ければ強いほど、その集団の中では縦社会が厳しくならざるを得ません。だからこそ力の支配する団体である暴力団やテロ組織、軍隊などは上下関係が異常に厳しい。上位者の命令には絶対服従であり、その命令が人を殺すことであっても、自分が死ぬことがあっても守らなければならないほどです。

これらの男性社会の縦社会の規律は正常な範囲を軽く突破し、果てしなく異常なレベルに近づいています。この異常な世界は横社会で生きる女性には到底理解不能でしょう。

しかし、男性は上下関係の厳しさがこれほど異常であるにもかかわらず、誰一人この異常には気付いていません。男性がこれほどまでに異常になれるのも、もちろんテストステロンのおかげであることはいうまでもありません。

上位者に従順であるという習性は、一見長所のように思えますが実はそうではありません。裏を返せば、自分より下位者には理不尽なことを平気でやれることを意味しています。その理不尽さも女性から見れば異常なのです。

男性の中には女性の部下に対しても、「オレの部下であるから少々のことは許されるだろう」と、わけのわからない思考回路で平気で嫌がらせをしてしまう人がいます。

そういう人は顔色一つ変えずに女性のお尻を触ったり、性的に辱めるような言葉を何のためらいもなく口にします。その人にとっては「部下は何があっても絶対に逆らわないはずだ」とインプットされているから、「部下に対する性的嫌がらせは悪いこと」という意識がないのです。

もちろん部下が男性であれば許されることもあるでしょうが、女性からすれば公私混同した上下関係など許せるわけがありません。セクハラと呼ばれているこれらの行為は、十分に犯罪の領域に入っていて、厳しい制裁が下されるべきです。

ところが、セクハラで訴えられた上司は最後まで納得しないで、逆に訴えた女性を逆恨みするケースが多いようです。相手は女性であっても部下であり、「自分に逆らうことは許せないこと」という認識でいる男性がいるからです。

このような男性の思考回路は完全に異常です。異常だということがわからないことが異常なのです。困ったことに、この傾向はほとんどの男性にあるから、女性にとっては大問題になるのです。

ただ、おもしろいことに、立場が逆転すれば男性は手も足も出せなくなります。つまり、女性が上司だったら、お尻どころか指一本も触ることができません。なんとも現金な話ですが、それほど男は上下関係を気にしながら生きている、ということです。


男性は結婚相手の女性を選べない


人が異性を好きになるという感情は、人間が人間であるために、人間が進化を遂げるために重要な働きをします。人はなぜ恋に悩み、愛を求めて生きるのか、それは女性が結婚相手の男性を選び、少しでも優秀な遺伝子を後世に送り出すためだったのです。

女性の結婚相手を選ぶ能力が、他の動物よりもはるかに優れているからこそ、これほどまでに進化したといっても過言ではありません。この「男性を選ぶ能力」こそ、他の動物にはまったくマネができないほど、高等な頭脳を要する能力だったのです。

★ 反対に、男性は結婚相手の女性を選べないように作られています。

ただ、人間だけに備わっている「相性のよい遺伝子をもった異性を選ぶ」という高等な能力にも、ひとつだけ難点がありました。しかし、この難点があったからこそ、人間として進化することが可能だったのです。

それは男性には女性を選ぶ能力がないということです。
子供を産まない男性に、相手を選ぶ能力はあってはならないのです。


男性の中には、「そんなことはない。俺は女性をえりすぐってつき合っている」と豪語できるほどモテる人もいるでしょう。そんな男性はなおさらのこと、自分の傲慢さとおろかさを知る必要があるのです。

もし、男性が女性のように、相手を選ぶ能力を身につけていたとしたらどうなるでしょう。男性は本当に気に入った女性としかつき合わなくなります。そんなことになれば、女性が男性を選択しようと思っても、男性のほうから選択範囲を狭めてくるから、相性のいい男性を選ぶことが難しくなります。

なかには男性に選んでもらえない女性も出てきてしまうかもしれません。これでは優秀な遺伝子をつくるためには大変な足かせとなります。だから、優秀な遺伝子誕生のためには「男は性的欲求が強く惚れやすく、結婚相手を選べない」ことがどうしても必要不可欠だったのです。

つまり、
@ 男は惚れややすく、どんな女性とも寝ることができなければならない
A 女性の内面よりも、むしろ外見に魅かれて口説くようでなければならない
B 歳をとってからも若い女性と肉体関係を結べなければならない。

男性には、このような性にたいする自由度が必要であったのです。それでこそ、女性はより多くの男性の中から、おつき合いする一人を選ぶことができるのです。

要するに、女性を見た目で選んでしまうという単純さが必要だったわけです。ところが基本的に脳細胞の数は男性も女性もほぼ同じなので、脳細胞の数で異性を選ぶ能力の優劣をつけることは事実上不可能です。

この問題をクリアするために、創造主は男性の思考回路を女性より少し単純にしておく必要があり、その結果が、女性の脳の脳梁は太く複雑に、男性の脳の脳梁は細くて単純にできているのかもしれません。


男性心理と女性心理
男心がわかる恋愛心理講座
大人のための血液型診断
しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛心理・深層心理
恋愛学は陰陽の本質を知ればもっと楽しくなる
生まれ日で分かる性格診断
愛されてモテる「可愛い女性」になろう
男性心理と女性心理を知ると男心と女心の本音が見える
人相はあなたを映す鏡
大人のための心理学
間違いのない結婚相手の選び方と選ばれ方
モテる男・モテる女の恋愛メール・テクニック【メルテク】
婚活での出会いから結婚までのアドバイス
おひとりさまの心構えと老後の対策
できる男の磨き方と仕事の心得

Copyright (C)2015. 男と女のモテる恋愛学 All rights reserved.