|
いつの時代も恋愛と結婚は別であり、当然、遊びと本命彼女にもそれぞれ別の恋愛原理が働いています。 女性としては、本命の彼女となり、結婚することが目的のはずですから、男が本気で恋愛をしているときの男性心理や見分け方、あるいは彼氏が本命彼女に求めている特徴などを紹介していきます。
男性は父性の本質として、女性を守ってやりたくなる本能を持っていますので、女性としては「男がそばで守ってやりたい」というような気持ちにさせることが本命彼女になるためには大切なことです。 最近では、自ら「おひとりさま」を望んだわけではなかったとしても、おひとりさまになる人がいますが、こういうおひとりさまは、結果的に次のような考え方をしている人です。 @ 自己中心的で我がままなうえ、相手の立場も考えず自己主張だけを貫いて、協調や妥協の気持ちがないような女性。 A 若いうちに遊んでおきたいという気持ちが先行して、本来の人間の生き方を忘れ、婚期を逸してしまった女性。 B 男性と遊び関係だけでつき合ってきた期間が長いので、普通の男から避けられるようになった女性。 だれしも、「チャンスがあったら結婚したい」「いい人がいたら結婚したい」と考えてはいても、本質的に「おひとりさま」になってしまうような生き方とか考え方をしているものです。 こういう考え方は、本命彼女にはなれず、男も自然と避けて通るようになるのです。 それでは、男はどういう女性を守りたくなるのかといえば、気持ちが明るく前向きで、話すときは笑顔でニコッとしているような女性なのです。男は、これだけで女性から元気をもらい、いつまでもその笑顔をそばで見ていたいと思うものなのです。
男は、自分を理解してくれる女性のためには、命さえ投げ出す不思議な生き物なのです。 彼と熱い関係になっているときには、彼の置かれている状況や悩みなどを理解せずに、電話やメールをすることがあると思いますが、まずは、彼が今どんな気持ちでいるかを考えながら、理解してあげることが大切です。 彼の気持ちを理解できる、つまり「強みと弱み、短所や長所」を理解してくれている女性を、本命の彼女として絶対手放すことはありません。 これだけは、たとえ肉体関係を持った女性であっても、彼のことをすべて知っているとは限らず、表面的なことしか知らないことが多いものです。 男の一挙手一投足を見ただけで、自分の気持ちをすべて分かってくれる女性など、そんなにいるものではなく、そういう女性に巡り合えることも少ないのです。だから、男は、そういう女性を自分にとって非常に貴重な存在で本命にしていい女性と思い込むのです。 どんなにお金があって、浮気三昧をしている男であっても、疲れきった体で最後に家路に向かうのは妻の待っている家であり、これは、どんな浮気相手であっても、妻の夫に対する理解には適わないからです。ですから、あなたも、彼にとってかけがえのない女性になる必要があります。 彼が仕事に疲れてデートもできないような状態のときに、彼の部屋に行って、彼の疲れた肩や足を優しくマッサージでもしてあげたら、何の対話がなくても、彼は心の中で、「本当にオレのことを分かってくれているのはおまえだけだ」と思って感激し、あなたを本命の女性として手放すことはないでしょう。
女性は、彼が怒らせた理由はどうあれ、感情的でヒステリーになることは避けなければなりません。100年の恋もいっぺんに覚めてしまいます。男性は女性が感情的になることを極度に嫌いますので、180度、気持ちを切り替えて、優しく接することです。 そうすれば、彼の心をぎゅっと掴むことができるだけでなく、本命の女性に昇格し、結婚したいと本気で思うようになります。 たとえば、デートで待ち合わせているとき、どちらかが遅れてくることはよくあることですが、あのときの待っている時間は、たとえ5分でも1時間ぐらいの長さに感じることがないでしょうか。待っている間、「今日はどこで食事をしようか」、「今日はどんな笑顔で迎えてあげようか」などと、いろいろと思いを馳せているものです。 それも、5分か10分程度なら、彼に会えるのを心待ちにする楽しい時間かもしれませんが、10分も過ぎる頃になると、相手に対する怒りがだんだんとこみ上げてきます。 ここで、心に余裕のない女性なら、彼が現れるなり、理由も聞かずに、突然、「なんでこんなに遅れたのよ、今日は待ちすぎて楽しみの食事も台無しだわ」と言い出すかもしれません。 男性は女性が感情的になって怒り出すと、ヒステリーが起きたということで、ただひたすら謝るかもしれませんが、心の中では、遅れた理由も聞かずにこのような状態だと、「将来いっしょに生活するのは無理だなあ」と思い始めます。 面倒でも、最初のうちは、遅刻の理由をていねいに聞いてあげることです。彼だってわざと遅れたわけではないので、それなりの理由がいろいろとあるはずです。 彼が慌てて走ってきているようなら、「汗をかいたでしょ」と言って、あなたのハンカチで彼の顔の汗をぬぐってあげるのです。デートの時間というのは、世界でたった二人が唯一共有できる貴重な時間なのです。あなたの怒りでデートの大切な時間を台無しにするか、あるいは彼の遅れきたことを逆に心配して大丈夫だったと言ってあげるのとでは、天地の差があります。 3時間あまり予定しているデートで彼が30分遅刻して来たのなら、残りの2時間30分を大切にし、より密度の濃いデートにしようと思わなくてはいけません。 それがあなたの度量の大きさであり、心の余裕でもあり、それがあなたの優しさをかもし出し、あなたを魅力的に輝かすのです。
「男性にとって本命の彼女にしたいのは、どういう女性なのか?」と女性に尋ねると、だいたい次のような答えが返ってくるのではないでしょうか。 「男が女に望むもの? 決まっているじゃない。女性磨きをして、美人で、気だてがよく、おしとやかで、何でもハイハイと男のいうことを聞いて、ベッドテクニックも上手で、家事もしっかりできて、お金の管理もきっちりやれる。そういう女性でしょ」 たしかにこれだけそろえば、まあ男として文句はありませんが、男が考えている「本命にしたい彼女」の条件としては、次のようなものがあげられるでしょう。 @ 外見を美しくしておこう 「心が美しければ、それでいい」と思っている人もいますが、いつの時代でも、女性の第一印象は外見で決まるのは当たり前なのです。外見を飾って美しくしていないと、次のステップまでたどり着けないからです。 A 話題が豊富なこと 女性は控え目の魅力で売れていた時代もありましたが、今は、話題が豊富にあって、自己表現できなければ、男は魅力を感じなくなりました。 B ベッドテクニックが必要 昔なら、「バカなことを言うな」と一喝されたでしょうが、現在は、ベッドでのテクニックは、男と女の愛情を確かめるためには、必要な技術です。 C 洗練された女性であること かつては、「主婦らしさ」とか「母らしさ」といわれたように良妻賢母型の女性が望まれましたが、現在では、妻や母の前に、ひとりの女性として魅力が必要になった。具体的にはファッションも大切です。 D 遊び感覚を持っている女性 生真面目でお堅いだけの女性より、「人生をもっと楽しむ」「心の余裕を持つ」など、日常生活が輝いているような女性が好まれます。 E 自分の経済力を持つ女性 かつて女性は結婚したら家の中にいるもの、お金は夫からもらうという考え方が支配的でしたが、現在では、結婚しても自由に旅行したり一人で何かを楽しめるように、経済的に独立することが、逆にいい女になる条件となっています。 F 料理の腕を磨いている女性 グルメブームでもわかるように、どういう時代になって、料理のうまい女性は素敵なのです。それだけのために、男は真っ先に家に帰ってくるものです。だから、料理の腕だけは磨いておきましょう。 G 理性的に振る舞える女性 女性は感情的な動物ですが、理性的に振る舞えなければ、男と対等にはつき合えない。 女性としては、これらすべてを満たすことはなかなか至難のワザでしょうが、まずは、いくつかの条件には当てはまるように女性磨きをすることが、本命の彼女になる第一歩です。
物事をポジティブで前向きに頑張る女性は、周囲の人が運を運んできてくれるもので、結婚するにしても、男性から本命の彼女として扱われます。 同じNOを言うのにも、相手が「指摘してくれてありがとう!」と感じるような明るい雰囲気をつくるため、自然と男性運もついてくるのです。 男性はその違いを見分け、「勝手に限界を決める女性」ではなく、「つらくてもポジティブに挑戦することのできる女性」を本命の女性に選ぶのです。ピンチのときに、前向きに明るくそれを解決し、それを笑い飛ばしているというイメージを男性に与えられれば成功です。 一方、「あの女性、感じ悪い」と周囲が感じると、友人もビジネスチャンスも、運命の恋の逃してしまいます。自分の生き方や人生観は、自然と口癖に出てしまうもので、たとえ悪気がなくても、周囲の人の気持ちを変え、自分の運勢を変え、そして恋の行く末まで変えてしまう力を持っています。 次のようなことが心の中の習慣性になっている人がいたら、早く心の習慣性を軌道修正することです。 ・「そんなことをしても意味がないじゃない!」 ・「そもそも、このプラン自体がおかしいんじゃない!」 ・「そんなアイディア、予算もないのにどうして実現できるのよ!」 などと、否定するばかりで、その後の雰囲気がどうなるかなど考えることはありません。 男性は女性の「肯定的な口癖」「否定的な口癖」を聞き分けることによって、相手の本質を見極めます。世の中、難しいことのほうが多いことぐらい、誰だって知っているはずです。それを「こうだから難しい、ああだから難しい」と批評して自分の理論を終える人は一見賢そうに見えますが、それは見かけだけです。 ムードを壊したことにも気がつかず、批判するばかりで自分では何も生み出さないからです。周りから見れば「わがままな女」がその場にいるだけにしか見えません。 「ここは難しいけれど、こうすればできるのでは?」と投げかけができる女性は、「こうすればできる」ところまでを考える余裕のある、ポジティブな女性なのです。
男は女性の教養や学歴などにはほとんど興味はありませんが、美しい女性には吸い込まれるように本能的に惹かれてしまうように創られているのです。 険しい表情で、男顔負けの仕事をこなす女性や、男のような体で肉体労働をしている女性を、「どうしても好きだ」という男などいません。男と女の恋愛事情を観察すればすぐに分かるように、女性に限って言えば、美人に生まれてきたのと、ブサイクに生まれてきたのでは、天地の差があります。 なにせ、周囲のすべての男性を虜にすることができ、恋愛も思うようにできるからです。ここでは、美人がなぜモテるのかを検証してみましょう。 顔が美しいことは、生きることだけを考えれば、まったく無駄というか必要ないものです。美人でなくても仕事はできるし、勉強すればどこの大学だって入学できます。 それでも、男性は美しさを好み、その美しさを獲得するために必死に努力するのです。こうなると、顔が美しい、キレイということは、無駄と言えないところがあります。 もし、無駄なら、どうして男たちは美人を追いかけるのでしょう。 美人でなくても子どもを産むことができるのですから、男性が選り好みしなければ、子孫繁栄にもつながるはずですが、それでも美人を選り好みしたほうが子孫繁栄には圧倒的に有利であったことは間違いありません。 孔雀の尾にしても、自分の尾を広げてアピールしますが、これもほかの孔雀よりも大きくて美しくないとメスと交尾することはできません。あの尾だって生きていくうえでは何の役にも立たないし、かえって敵に襲われた場合、邪魔になるだけです。ですが、命の危険よりもモテるために美のほうを選んでいるのです。 人間も同じで、これは遺伝子のDNAに強烈に刻みこまれていますので、美人のほうがモテるのは仕方ないことです。ですから、女性は見た目だけでも美しくなるように自分磨きをすることが大切で、その美しさをさらに維持するために、若々しさを失わないことです。
男は海や山に出かけたり、何かを作ったりして行動することが本質ですので、静かなデートでは本質的に面白く感じないのです。 ですから、彼の本命の彼女になろうとするなら、ふたりで部屋でおしゃべりするよりも、共通する趣味を持つとか、一緒に行動する作戦に切り替えるほうが、成功率は一気に高まります。 彼とデートするのでも、部屋の中でふたりっきりでお話しするのも良いでしょうが、それよりも一緒に外へ出て行動したり活動したりするほうが男性は喜ぶのです。 よくディズニーランドなどのテーマパークでデートしているカップルを観察しますと、ベンチに座って、アイスクリームを楽しそうに食べながら、会話している風景を目にしますが、女性はそれだけで満足そうにしています。ですが、男性は、次はどのアトラクションに挑戦しようかと、子どものように夢中になって探しているはずです。 要するに、じっとしているより、ちょこちょこ動いていたいという本能的欲求が、男性にはあるのです。 もし、意中の彼が、ゴルフに熱中しているようなら、「私も健康のためにゴルフを始めようと思っているのだけど、教えてくれない」と頼んでみるのもいいでしょう。彼は喜んで、あなたにゴルフの手ほどきをしてくれるでしょう。 共通の趣味を持っているカップルは、一般的に関係が長く続くもので、男性は、いっしょに何かをしてくれるような相手を本命の彼女だと思い込むところがあります。それが、彼と一緒になって楽しめる行動的な趣味であれば、間違いなく彼はあなたのことを本気になって手放せなくなるでしょう。
男性が本命の女性にしたいのは、ずばり、自信のある女性で、人間として男から頼られる女性です。 女性はたとえ美人であっても、彼と長続きせず、結婚にいたらないケースはよくありますが、だいたいは自分に人間としての自信を持っていないことが多いようです。自分に自信がなければ、自分の魅力を相手に十分伝えることができません。 また、前向きなコミュニケーションができないことで、男の気持ちを冷めさせてしまうケースもあります。これではいくら外見を磨いても、あるいはもともと魅力的な女性であっても、結婚は遠のくばかりです。 自信が持てない理由はさまざまで、「学歴がないから」「キャリアがないから」「昔いじめられたから」「人見知りだから」「お金がないから」「気が弱いから」など、人によってそれぞれです。 しかし、負けてはいけません。 運命の恋愛を引き寄せ、本命の女性を勝ち取るためには「人間として根本的な自信がある女性」になる必要があります。男性が一生をともにしたい女性は「いざというときに頼りがいのある女性」だからです。 結婚をするということは家族を持つということ、そして家を一緒に切り盛りすることを意味します。見た目がきれいで、女らしく、魅力的でも、人間として自信がなく、ことあるごとにへこたれたり、落ち込んだり、腰が引けたり、消極的になってしまい、なんでも夫を頼ってしまうようでは、恋人になれでも、妻はつとまりません。 この「人並みの自信があるかどうか」を、男は本能的に見分けるのです。 自信をつけるためには、自分の意志で決めたことを、誰かに頼らずに、不安に打ち勝ってやり続ける習慣をつけることです。自信のない人は、いつでも誰かに頼り、誰かの指示に従って生きています。失敗しても、自分で責任をとる習慣を持っていません。 その点「総合職や専門職などの責任の重い仕事に就いている女性」や「自営業」「経営者」の女性は自分で考え、自分の責任でテキパキと動き、失敗しても誰かのせいにしない習慣が身についている人が比較的多い気がします。 自分に自信がないという人は、このような女性を目指してみるのです。責任の重い職務に志願し、挑戦することで自信を身につけるのもいいでしょう。 性格は新しい行動の繰り返しで変えられるものです。あきらめずに自信が持てる自分づくりに挑戦し続けましょう。その努力の先に、運命の出会いが必ずやってくるはずです。 結婚できる本命の女性は、恋愛以外に人間としての自信を持ち、できない女性は、根本的に人間としての自信がないのです。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男と女のモテる恋愛学 All rights reserved. |