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どんな女性誌にも、「魅力的で可愛い女性になる方法」とか、「魅力的な女らしさの演出の仕方」などという記事が特集されていますが、だいたいは、ダイエットのやり方、目力をつけるメイク方法、ファッションの着こなし方、夜のベッドインでの男の悦ばせ方などが多いです。 これらは間違ってはいませんが、どちらかといえば、女性目線で書いているため、男性が求めている魅力的な女性らしさとは、少し違うようです。 ですから、女性としての陰の本質を出せば出すほど、男性が求めている魅力的な女性らしさになっていくのです。
女性のなかには、生まれ持った素材が違うのだから、少しぐらい努力しても、そんなに美人に変身できるものではない、と最初からあきらめているのかもしれません。 ここで勘違いしてはダメです。 男が「魅力的な女性」だと思うのは、顔の美貌だけを言っているのではなく、その女性から自然とかもし出されている女性らしさです。ひと口でいえば、上品さや素直さであり、つまり男を立てる慎ましやかさなどをすべてふっくるめた女性らしさを、魅力的だと言っているのです。 たとえば、男の前で絶対に「屁理屈」は言わないこと。ああ言えばこう言う女性は素直さがなく最悪です。女性が第一にやらなければいけないことは、素直に男を立てることです。いい男はどんどん立てて、尊敬の念を持つことです。 服装も、作業着であるジーパンなどははかず、女性らしい清楚なものにすること。 食事のマナーや箸の持ち方などにも注意を払い、男性が求めている女性らしさを演出してあげることです。 彼と話すときは、つねに笑顔をいっぱいふりまきましょう。 女性は、これだけで幸せになれるのです。これは理屈ではないのです。 男は女性に尽くされることによって、「こいつのためなら、死ぬ物狂いで働いて、死ぬまで幸せにしてやろう」と誓うのです。これが男の本能であり、女性への尽くし方なのです。 女性にとって、大好きな彼から褒められる場合、「世界で一番、魅力的なのは君だ」「君はすごくキレイだよ」などと言われると、一番幸せなひと時なのではないでしょうか。 女優の新垣結衣とか上戸彩と張り合える美貌があるなら、周囲の男性は、こぞって「何て魅力的でかわいい女性だ」「何てキレイな女性なんだ」と声を揃えて言ってくれるでしょう。でも、そうじゃない女性は努力する必要があります。
女性のなかには、あの子は素直でいい子なのに、なんで男性にモテないのだろうと思う人もいるかもしれませんが、大人の女性としての色気を感じさせないからなのです。女性らしさの特徴を一番出せるのが、この色気なのです。男には絶対に真似ができません。 男が「いい子」だと思って好感を抱いていても恋人には昇格できませんが、その「いい子」が「色気を感じさせる女性」になったとき、はじめて男は恋人にしようと決断するのです。 それでは、男から見て、「いい子」が「色気を感じさせる女性」に変身するのは、どういうときなのでしょう。 それは、「いい子」の色気を見てしまった瞬間です。 「やっぱり、この子も女性なのだ」と思うときです。 たとえば、海で恋が芽生えるのは、水着になるからで、水着ははっきり言うと、ある意味、エロチックな雰囲気が漂っていますす。ブラとショーツだけのときと同じ割合で、肌を露出しているのだから、男から見れば、「タダで見せてくれてありがとう」と言うほかありません。 ふだん、きちんとした服装で出社しているOLたちと、社内旅行で海へでも行くと、男性社員のほとんどが恋心を覚醒させ、OLの誰かと恋に陥ってしまうのです。 それぐらい女性の水着の効果はすごいのです。さすがに水着で街を歩いて色気をPRするわけにはいきませんが、その代わりになるのがミニスカートと言えるでしょう。 でも、いい子だけでなく、大半の女性は、ジーンズとかスカートオンパンツしか履かなくなり、それで男を振り向かせようとしてもダメなのです。 女性の色気を感じさせて男を振り向かせるためには、男のいやらしい想像力を少し掻き立てるようなアクションを必要とします。それにはスカートがいいのです。スカートを履いていると、何かの拍子に下着が見えてしまうことがあります。女性にとっては恥ずかしいことでしょうが、男はその瞬間に色気を感じ、結婚を決断することだってあるのです。 あなたを思っている彼が、こんなふうに迷っているとします。 「この子は性格もいいし、明るいし、言うことはないんだけど、何か女性としての色香が不足しているからなあ」 こんなときに、あなたのファッションが、首から足元まで、がんじがらめに衣服で隠す今風のもので、色気も何もなかったらどうでしょう。 彼は、あなたを口説かないでしょう。男は色気のない女性は、子どもと同じだと考えているのです。ときめかないからです。ドキッとしない女性を口説く男はいません。 だが、スカートを履いていたらどうでしょう。 座れば、スカートの奥の暗がりが見えて、ちょっと体を大きく動かしたら、下着も見えてしまいます。若い男には、その色気は、結婚を決意するぐらい強烈なものです。
女性で家庭的な雰囲気をかもし出すのも、女らしさが自然と出て、男性からは可愛いと思われ好評のはずです。 たとえば、女性で彼にお弁当を作ってあげたことがありますか。 それとも、自分の弁当を作って、お昼休みに食べていますか。 もし、弁当を作ってあげるほどの彼がいないなら、まずは、自分のための弁当を作って会社に持っていくといいでしょう。それだけで、あなたのポイントはぐっと高くなるはずです。 「ほう、あいつ、弁当を作れるのか」 「節約しているんだ、偉いな」 という評価になるのです。 女性は、女らしさを無理に出す必要なく、自然体にしていれば、女性の可愛さは自然と出てくるのです。なのに、 「家庭的が、どうして女らしいの、そんな時代じゃないでしょ」などと男女同権に考えていたり言ったりしている女性は、いい男が捕まらないし、いい男も寄り付かないのです。ズバリ女性としての可愛さがないからです。つまり、女らしさがないのです。 今の男は、女らしさに飢えています。どこを見ても、女か男か分からないような女性が増え、しゃべる言葉には上品さのかけらもないのです。だから、男は女らしい可愛さに飢えているのです。 難しい理屈なんかいらないし、女性として当たり前に振る舞えていれば、それだけでいいのです。でも、それだけのことができている女性がいなくなってしまったのです。 別に会社に持っていくのは弁当でなくてもいいのです。 裁縫セットだっていいのです。 彼の好きな飲み物を水筒に入れて持っていくだけでいいのです。 男が持ち歩いていないハンカチ、ティッシュ、バンドエイドなど、外であると便利なものはいくらでもあります。どこへ出かけるときにも、この三点セットは常にカバンにはいっていると、いざというときにさっと取り出すことができます。ハンカチはもちろん可愛くてきれいなもの。ティッシュはケースに入っているとより清潔感をアピールできるはずです。 それらを女性がそっと持っていて、何かの機会に出してくれると、よく気の利く、家庭的な女性だと思ってしまいます。 ウエットティッシュまで持っているとなんと先回りのできた人だと感心するでしょう。 とくに、色気やルックスに自信がない女性は、男が絶対しないような家庭的な雰囲気を出して勝負するといいのです。男が絶対しないこと、できないこと。それを女性が見せると、男にとっては、女性らしさを感じて胸キュンになるのです。
彼に見せる女性らしい振る舞いは、ちょっとしたしぐさや態度、言動にも、男をドキッとさせてしまうだけの魅力的な力があります。 それでは、どういう振る舞いや態度、言動が男性の心をつかむのか紹介しましょう。 ★ ちょっとした心遣いのあるボディタッチ 男性の肩にゴミがついているとき、さっとゴミをとってあげる女性らしいしぐさや振る舞いは、男としてはドキッとします。ちょっと偉そうに女性に身を任せる自分に、一瞬酔いしれます。そして、こういう風景が日常の二人の行動に、自然と出るようになれば、男としては「結婚してもいいかな」と勝手に思い込んだりするものです。 あるいは、彼が「今日は、仕事が忙しくて疲れたなあ」と言ったとき、「大丈夫?」と言いながら肩を揉んであげるのも、男性としては、至福のひとときでしょう。男性は、こういう女性らしい振る舞いを垣間見たとき、「この女性のために頑張ろう、幸せにしてやろう」と決意するのです。 ★ ドライブではクルマに乗る前の笑顔も大切 ドライブデートでは、助手席に乗り込む前に、まずは腰をかがめて窓越しに笑顔であいさつします。それから満面の笑顔で乗り込むのです。車の中は密室で、そのうえすぐ横には笑顔の可愛い女性が座っていると思えば、男としては、一気にテンションが上がりうれしくなるものです。 もし、反対に笑顔もなく、真面目そうな堅苦しい顔をして、横に座られたら、男のテンションは一気に下がります。ドライブでキスでもしようと思っても、これではちょっと雰囲気が出ないでしょう。つまり、女性らしさを感じさせないのです。 最後の別れ際には、車を降りてドアを閉めたあとは、中腰になってクルマの外から笑顔で中をのぞき込み、「今日は楽しませてくれてありがとう」と言って手を振るのです。 これで、彼の心はあなたのものです。
男性が魅力的な女性らしさを感じるのは、必ずしも、女性のスタイルや顔が整っているから「いいな」と思うわけではありません。それよりも、次のようなちょっとした「男性にはない、女性らしさ」を垣間見たときではないでしょうか。 たとえば、 ★ 彼女の肌は色白でキレイだった ★ 彼女のちょっと横から見た笑顔が、素直な感じがして良かった ★ 気分がイライラしているときに、さりげなく気遣って感情をやわらげてくれる ★ 残業で遅くなっているときに、コーヒーをそっと作ってくれる などです。 また、ヘアスタイルやメイク、服、バッグ、アクセサリーなどを、派手でケバケバしくなく、バランスよく上手にまとめ、自分の良さを最大限に演出しようと自分磨きを頑張っている女性に、男は惹かれます。 ただお金をかけるだけでなく、自分自身に興味を持ち、自分の魅力を最大限に引き出そうと頑張っている女性に、男性は敏感に気づき、そして好感を覚えるのです。 男性から見たら、「顔立ちもいいのだから、もっときちんと化粧をしたら、もっと美しく見えるのに」とか「自分の体型に合った服装とか色合いを考えれば、もっと素敵に見えるのに」と思う女性が多いです。 男性は、生まれつきの容姿の良し悪しではなく、自分をよりよく見せようと努力している女性に惹かれるのです。 最初から美人であっても、さらに自分を磨いて魅力的にしようとしない女性には、魅力を感じません。それは、美しくなりたいという女性らしさと可愛らしさが感じられないからです。 「このくらい化粧しておけばいいかな」「いくら自分をキレイに見せようとしても、どうせこの程度にしかならないし」と諦めるのではなく、もっと貪欲に「どうしたら、ベストの自分を見てもらえるかな」を追求すべきです。 そういう自分磨きに努力をしている女性の姿勢に、男の心は高ぶりを覚えてしまうのです。
女性のなかで「女性らしい魅力はどこですか?」ととっさに聞かれて、即答できる人は、なかなかいませんが、「女性の外見と中身はどっちが大事だと思いますか?」と聞かれたら、多くの女性は、「そりゃ、中身のほうが大切ですよ」と答えるようです。 確かに、女性らしさは、決して服装や顔、スタイルなどの外見だけからくるものではなく、優しい気遣いなどのできる内面の性格も大きく影響しています。 それでは、どういうふうにしたら、そういう優しい気遣いができるのかと言えば、いつも自分よりも相手を思いやる気持ちを持つようにすれば良いのです。 誰かと一緒にいるときに、その場にいる人を「いかに楽しませるか?」を常に考えて行動することです。 「自分がいかにその場を楽しむか」ではなく、「相手をいかに楽しませるか」を相手の立場に立って考える「おもてなし精神」が、女性らしい魅力を自然と引き出してくれるのです。 「誰のために、何かをしてあげよう」という視点で周囲を見るようにしますと、これまでとは振る舞い方や気の遣い方がまったく違ってきます。たとえ最初は、ぎこちなくてもいいのです。緊張しながら相手を気遣う気持ちが、周囲には女性らしい魅力として映っているはずです。 ★ 自分から積極的に話題を提供し、相手が話しやすいように適度な相づちをうち、相手の話を引き出してあげるという心遣いができる。そして誰の話にも平等に、最後まで耳を傾ける気遣い。 ★ 相手が何を求めているかを考え、飲み物を手渡したり、食べ物を取り分けたりしてあげる優しい気遣い ★相手が風邪をひいていたり、疲れや寝不足な様子がみられたり。そんな時は心配する声がけや、相手の体調を気遣ってあげる優しさ これらの行動が、女性の魅力を何倍にも輝かせてくれるでしょう。 「優しい気遣いができる女性だな」と思わせたら、しめたものです。 相手の心が開き始めるのに、それほど時間はいらないでしょう。 相手を思いやる気遣いが、見た目の雰囲気を何倍にも素敵に見せてくれます。それを女性の「魅力」のひとつとして使わない手はないでしょう。
男性が女性に一番求めているものは何かと問えば、それは「色気」とか「セクシーさ」という答えが返ってくるでしょう。 男は、いつも女性に「艶かしさ」とか「セクシーさ」というものを求めていますが、それは魅力を引き出す女性らしさの象徴だからです。 ですが、そのセクシーさの内容を女性は勘違いしているケースがあり、セクシーさも演出の仕方で、下品になったり上品になったりするものです。 どちらもモテる女性にはなるでしょうが、下品なセクシーさは性の対象にしかならず、透明感のセクシーさは、本命の女性になれる可能性が高いです。 ★ 女性の中には、「男にモテるために、少しはセクシーさを身につけない!」と意気込んでいる女性を見かけますが、セクシーさのさじ加減やトーンを間違えると、新鮮味のない、下品な印象を与えてしまいます。 そうなると、セクシーさというより、もうただのいやらしいイメージしか残りません。しかも周囲の人が、「それ、ちょっと違うんじゃない?」とは言いにくいのでなかなか言い出せず、次第に、いいと思っているのは女性だけ、という「裸の王様」状態になってしまうことが多いのです。 具体的に言えば、ひと昔前に流行った、カラダのラインがわかるようなピッタリしたスーツや、角に露出したファッションの女性は、本命の女性としては見られません。 さらにその女性が誰からでも簡単に口説かれやすい雰囲気を漂わせていた場合は完全に軽い女扱いされます。性のはけ口として見られても、彼女にしたいなどとは思われません。 ★ 本命の女性として男性を惹きつける「セクシーさ」とは、男性の思考回路に「セクシーな想像」をさせることです。 具体的には、「堅い部分」と「セクシーな部分」を混在させ、ギャップとメリハリを見せることです。カチッとした服を着ているのに1ヶ所だけチラッとセクシーさを感じさせる部分がある。 または、ボディラインが見えるセクシー系の服を着ているのに、身のこなしや会話が上品できちんとした雰囲気が漂っている。スカートはミニなのに見えないようにさりげなく隠すといった仕草なども効果的です。 また前回は大人っぽい服を着ていたのに、今回はとっても女の子らしい服装だったり、カジュアルな服装だったりというのもギャップがあっていいでしょう。 ★ 自分をほどよくセクシーに見せようとするのはなかなか難しいものですが、そのようなスタイルを身につけたいと思ったら、まずは「凛とした透明感のある女性」を目指しましょう。 透明感とは、自分の内面から滲み出てくるもので、凛とした透明感のある女性は、皆共通して、生きることを楽しんでいる時間が長いものです。また「自分なりに高い目標と理想の自分像を持ち、それに突き進み、同時に人に対する優しさを忘れない女性」でもあります。 誰にでもマイナス感情はあります。自分を過小評価してしまったり、欠点を大きくとらえてしまったりする気持ちです。 ですが、その中で自分のいいところを無限に大きく成長させる、そんな女性が「凛とした透明感」をまとうことができるのです。男性はそのような女性らしさに魅力を感じ、大切にしたいと思うものです。
男性は、いつまでも純粋無垢で清廉な乙女であって欲しいと願っているものです。男は、好きななった女性を美化する傾向があり、いつも着飾って美しくしているイメージがありますので、当然、男よりも美意識が高いものと思っています。 最近では、女性が元カレの話をしたり、公共の場で下ネタを平気で話していたり、テレビのバラエティでは、彼氏との恋バナで笑いを取ったりしています。あの船越英一郎と結婚している松居一代さんなどは、自らの夫婦関係が破綻したプライベートをユーチューブで流して、お金を稼ぐ輩もいます。 こういう状況は、美意識とは関係ないという人もいるでしょうが、こういう下品な行動が取れること自体、心に美意識という概念がないからこそできることです。美意識はその人の生き方や人生観を反映しているものです。 男性は、外見、内面ともに、いつまでも女性には若々しく美しく、乙女であって欲しいと願っています。そして、そんな期待に応えるような上品で美意識が高い女性が、女らしい魅力を備えていると思うわけです。 美意識が反映されている女性は、オシャレのセンスがあり、服装に気を遣ったり、アクセサリーや小物で着飾るのが上手だったり、肌のスキンケアや髪の毛のトリートメントも欠かさないでしょう。健康にも気を遣い、掃除好きで部屋が整理整頓されているなど、細部に気を遣うことができる女性ですので、男性の好感度は大幅にアップします。 実際、顔や容姿がそれほどでなくても、キレイになる努力をして頑張っている女性は、愛情が湧いてきます。何かに夢中に頑張っている女性はそれだけで恋愛をあきらめている干物女以上に人間的な輝きがあります。
・ 自然と上目遣いで見る ・ 話しかけたらニコッとした笑顔になる ・ 感情表現が豊かで、喜怒哀楽を素直に出す ・ 髪をかき上げたり、髪の毛に触る ・ 隙を見せていつでも男性を受け入れる用意がある ・ 風が吹くとスカートを恥ずかしそうに手で押さえる ・ 小首を傾げたり、質問したり、おねだりりする ・ ダラダラと歩かず、凛として上品な立ち姿 ・ 少女っぽい仕草をする ・ 警戒心がなく人懐っこく、さり気ないボディタッチができる ・ 男性の前でバナナを食べたり、アイスクリームを舐める ・ 胸元を少し見せてセクシーにする ・ ときにはゆるめた表情でツンデレをする ・ 結った髪の毛をほどく ・ 笑ったとき恥ずかしそうに口を手で隠す ・ 祭りでの花火大会での浴衣姿 |
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