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相手が男性なら、 ・ 男性の心理が書かれている本を読むべきでしょう ・ 相手の劣等感を知るべきです ・ 相手が女性をどう思っているか、どう扱っているかを知るべきです ・ 相手の家族の構成を知るべきです ・ 相手の価値観、相手の今の状況を知るべきです そうして心の中にリアルな相手をイメージし、その相手が自分に何をしたいのかを相手の言葉と行動の両方を見て判断すれば、彼の心や気持ち動かせるはずです。
言葉が不可解なものだろうと、行動が意味不明だろうと、それにより彼がどう得するかが考え合わさったとき、なにか簡単な意味を持つはずです。 人の心は単純です。あなたが相手を深く知れば知るほど、人間が単純であることに気づくはずです。相手のことを理解できないのなら、あなたは相手を知らないか、もしくは相手を知るためのジグソーパズルのピースがどこか欠けているのです。 そのピースはたとえば、「彼に、いないはずの奥さんがいる」だったりします。もし彼に奥さんがいるのなら、仲良くなっても付き合わなかったのが腑に落ちます。 言葉や行動ひとつだけで相手を判断してはいけません。相手の言葉と行動の一貫したラインを探るべきです。一見、複雑な言葉も、心の動きで考えれば単純な文章に収まります。 彼はあなたを思い通りに動かしたいのなら、どう動かしたいのだろう。 ・ 彼はあなたと離れたいのか? ・ 彼はあなたを手に入れたいのか? ・ 彼はあなたの体がほしいのか? 彼のほしがっているものが複雑になればなるほど、言葉と行動のパターンは限られます。 たとえば、彼が、「あなたの体はほしいが、付き合うのは嫌だ」という場合です。 あなたの動かし方が複雑になるため、言動か゛非常に限られたものになります。 体がほしいだけなら、彼は自分を好きにさせればいいでしょう。ですが、付き合うのが嫌な場合、あなたを好きにさせると同時に、付き合いたいと思われたくないということになります。 相手にこんな複雑な行動をさせようと思えば、出てくる言葉は自然ときまってきます。 「君のことは大切に思っている。でも俺は人を愛せない」とか「元カノに傷つけられ、今は付き合う気がしない。でも君が好きだ」となってきます。 もしくは、不倫をしていて、「家庭は壊したくない。家庭の壊れない範囲で彼女と体の関係を楽しみたい」となれば、言葉はさらに限定されます。 たとえば、あなたが離れていれば、「愛しているのは君だけだ」「妻はただの同居人で恋愛感情はない」「いつか結婚しよう」となります。 あなたが「奥さんと別れてほしい」と言えば、「家庭を壊すわけにはいかない」「今は難しい。もう少し待ってほしい」「僕たちは愛し合っている。これ以上、何がほしい?」などとなるでしょう。 多分、これは世界共通の不倫相手が言っている言葉でしょう。
人を動かすには、これらを踏まえて振る舞えばいい。 ★ 言葉と言動を一致させる 言葉と行動を一致させれば、それは強い力を持ちます。「○○君は忙しいんだよね。私のことはいいから、仕事を頑張って」とあなたが言って、あなたからは完全に連絡をとらず、彼をそっとしてあげれば、その言葉がそのまま意味を持ち、彼はあなたに愛を感じるでしょう。 相手に愛を感じさせたいのなら、愛の言葉と同時に、愛の行動をとることです。 最低数ヶ月から半年は一貫した行動をとる必要があるでしょう。 ★ 下心があると気づかせない あなたが彼に尽くして、それが彼に「ああ、この女は俺を愛しているから、尽くすのか」と腑に落ちさせると、彼にあなたの行動は相手のための行動ではなく、利己的な自分のための行動に映ります。頑張れば頑張るほど「俺のことが好きだからそうしているのだろう」ということになり、場合によっては彼の心を冷めさせてしまいます。 あなたが彼に「この人はなんて優しいんだ」と思わせたいのなら、相手に対する優しさにもひと工夫が必要となります。そのひと工夫とは、あなたが片思いの場合、次の二つを同時に振る舞うのが基本です。 @ 彼が誰と付き合おうが、誰と何をしようが、私は彼が幸せになることが嬉しい そして同時に A 私は恋人を探している。私の恋人は誠実で、私のことを一番に考えてくれる人だ Aに関しては、「それがあなただったらいいけど」というスタンスを入れないことです。 それを入れれば、@の行動の意味は消えてしまいます。人は無償の愛に弱い。腑に落ちる理由もなく、ただただ優しくされると心を動かされてしまうのです。 ★ 言葉と行動にズレやギャップをつくる 言葉と行動を一致させれば力を持ちますが、言葉と行動に「ズレ」「ギャップ」を発生させることで意味を作ることもできます。 たとえば、デートのあとで、彼に「今日はすごく楽しかった! また遊んでね!」とメールを送っておいて、そのあと何のメールをもしなかった場合、彼は腑に落ちなくなります。「あんなに楽しかったと言っていたのに、メールをくれないなんて俺のことはどうでもいいのだろうか?」となります。 このような駆け引きは、言葉ではなく行動が主体となっています。たとえば、彼が頭にくるようなことをしたら、しばらく黙っていればいい。つまり数日連絡をしなければいいのです。 彼が謝ってきたら、「えっ、全然怒ってないよ。ちょっと忙しくて返事ができなかった。ごめんね」と言えばいいでしょう。 彼は、いったんあなたの言葉に納得するものの、あなたの行動が腑に落ちません。彼は自分が相手を怒らせたかもしれないと想像し、そうならないように行動し始めるでしょう。 たとえば、会っているときは楽しく、会っていないときはそっけない行動をとることにも意味があります。そうすれば、彼は腑に落ちるポイントとして「彼女は俺が好きなんだろう。でも俺に執着はしていないようだ」と感じます。 そして場合によっては、あなたを執着させるように動くかもしれません。 この駆け引きは、少し高度なテクニックです。相手がどう受け取っているかを吟味しながら、慎重に行う必要があるからです。まず自分が演じるスタンスを決め、そのスタンス通りに言葉と行動をつくって一貫して演じることが大切です。 言葉だけで相手を動かすというのは愚行です。言葉と行動を上手に用いることで、あなたはより効果的に人を動かす道具を持つことになるのです。
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