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女性を思い通りに動かすには、女性に興味を抱かせることが大切で、そのためには、テクニックの一つとして、女性が身を乗り出してくるような面白い話題を提供することです。
女性を思い通り動かすには、女性感覚を持っていることが何よりも大切です。一見、それほどモテそうにない男が、職場では意外に人気が高いことがありますが、この男はたぶん、「女性感覚」の持ち主なのでしょう。 たとえば、「一糸○○○ず」にひらがな3文字を入れよ、という問題があったとします。入れる文字は「みだれ」か「まとわ」のどちらかですが、たいていの男は「一糸まとわず」と入れてにんやりします。 しかし女性感覚の持ち主は、「一糸みだれず」と入れる率が高いのです。そこには整理、整頓好きの女性像が浮かび上がってくるでしょう。もしかして、この男は、ときどき女性たちの整理の手伝いをしているのかもしれません。だから、喜ばれるのです。 女性感覚の持ち主は、言葉にも優しさがあります。 たとえば、女性の机の上にメモを残すときでも、「遅くなったら気をつけて帰ること」などと、気配りを示します。 普通の男なら、こうは書かないものです。 秀吉は手紙名人といわれていますが、女性に対して「愛している」と書くべきところを、「抱きしめたい」「我慢できない」といった赤裸々な言葉を書きつらねています。 妻に対しても、「こんなうまいものをひとりで食べてはもったいないので、急いでおまえに送る」と土地の名産品を送り、妻の心をくすぐっています。 これは女性心理をよく知っている男にしか書けません。 職場の女性を味方につけたいのなら、「具合の悪い女性社員を見つけて、優しい言葉をかける」という方法がありますが、彼女たちの身になって考えてやればいいのです。それが女性感覚です。
女性のタイプによって「さん」で呼ばれたり、「ちゃん」で呼ばれたり、これは会社の雰囲気によっても違いますが、女性から好かれたい、モテたいのなら、女性の呼び方をうまく使いこなすことがコツ・テクニックです。 ひとりだけ「ちゃん」で呼んだ、あやしい関係だと勘ぐられるおそれもあります。それも、「えりちゃん」などと名前で呼ぼうものなら、ほかの女性社員から相手にされなくなること必至です。 ★ 女性にモテる男は、実はこの名前の呼び方を使い分けているのです。 ① 大勢の前では「さん」づけで、気持ちよくさせる ② 二人だけのときは、「○○ちゃん」と親密さを示す ③ ふだんは「くん」づけで呼ぶ このくらい気をつかえば、女性のほうから味方になってくれるものです。 ★ 外出先から帰ってくるとき、たまには女性社員にケーキを買ってきていますか？ 女性をいざというときに動かすためには、日常の小さなサービスが意外に重要です。それも、ただ買ってくればいいというものではありません。 男性社員Aが、有名なケーキ屋でケーキを買ってきたとします。女性社員はもちろん大喜び。そこへ社員Bが、一週間前に情報誌のスイーツ特集で紹介されたケーキ屋の包みをぶら下げて帰ってきました。 「わあっ！これ先週紹介されてたお店だ！」「私、一度食べたいと思ってたんだ！」 女性により好かれるのは、社員Bのほうだということが、もうおわかりでしょう。
男性のなかには、直接会って口説くより、電話で声を聞かせて口説くのが得意という人がいます。つまり、面と向かって話す声より、電話を通した声のほうがセクシーなので、女心を動かしてしまうのです。 その男性は最初、そういう声の特徴などまったく気がつかなかったのですが、あるとき、「あなたの電話の声で、わたし興奮しちゃった」と女性に言われて、はじめて自分の武器を知ったというのです。 彼の声は低音ですが、よく通り、しかも、それで囁くのですから、たしかに女性には甘く響くでしょう。それからというもの、彼は片っぱしから電話で口説きはじめて、女心を射止めたということです。 これはポルノ映画にも当てはまリます。男は映像で興奮しますが、女性は目をつぶって、声を聞いているほうが興奮しやすいものです。 だから一緒に見るときは「君は声だけ聞いていろよ」と、肩を抱いてやると、もう途中で絶頂に達する女性もいるほどです。 そこで、男性はデートのとき、声を話題にしてみるといいでしょう。 「きみはタレントの誰の声が好き？」 こう聞けば必ず彼女は、喜々として話し出すはずです。 そして最後に、「あなたの声も好きよ」といえば、OKのサインととっていいでしょう。 声のことを一言もいわないようなら、早めに乗り換えることです。 女性は、たとえば、キスのとき目をつぶりますが、頭のなかでは、好きなタレントの顔や声を思い浮かべていることがあります。そこに、彼の像が重ならなければ失格です。
女性はどんな小さな事柄でも、自分に関することを覚えてくれている男性、つまり自分のちょっとした変化に気づいてくれる男性に、心が動いて親しみを感じるものです。 たとえば、 「去年は寒くなりかけのころに風邪をひいたんだから、今年は気をつけろよ」と言ったとします。 たったそれだけで、「この人は、わたしのことを心配してくれているんだわ」と、涙が出るほどうれしくなるのです。 ★ そこで気になる女性については、ふだんから手帳にメモをしておき、必要なときに出すとのが女性を動かすテクニック・コツです。 「ショートヘア」「紺が似合う」など、何でもかまいません。 そして、しばらくしてから、 「この間より髪の毛伸ばしたのかな？」 とか、 「この前は濃紺のセーターが似合っていたけど、今日の茶も素敵だね」 と、やるのです。 きみのことが気になるんだ、ということを示せば、それだけで彼女は味方になってくれるのです。 「前より顔がグッと明るくなってきているね」 などと、以前と比べることで、女性をうれしがらせることができます。 誕生日を記憶しておくのもよい、といわれますが、これは親しくなったあとです。それよりも、あなただけが感じたこと、心配していることを覚えておく。 それが彼女の気持ちを、あなたに傾けさせるでしょう。
女性はなぜ突然、機嫌がよくなったり悪くなったりするのか、男にとって不可思議なきわまりない動物ですが、女性とつき合い、女性の心を動かすためには、この「秋の空」的な女心を知っていなければなりません。 食事を楽しく終えて外に出たら、突然、無口になってしまったとか、映画を見終わったとたん、急に不機嫌になる女性もいたりします。 男には何がなんだかよくわからない心境の変化なので、口ゲンカになって別れてしまう、そんなもったいないカップルもいるのです。 では、なぜそうなるのか？ ヒロイン願望が十分満たされないからなのです。 フレンチをあなたと一緒に食べる、それはヒロインへの第一歩です。そのとき、彼はヒロインの彼女に対して、それにふさわしい態度をとりましたか？ その場に適した話ができなかったり、声高に笑ったり、あげくの果てに、満員電車でひとりで帰らせたり、これでは彼女が幻滅するのもムリではありません。 映画でも、劇中のヒロインになり切っている彼女の隣で、いびきをかいて寝ていれば、どうなるかはおわかりでしょう。逆にいえば、彼女をヒロインにする行動を起こせば、女心は、急速に彼に傾き、思い通りに動かせるのです。 食事の帰りに花を買う、アクセサリーをプレゼントする。 あるいは、「騎士」として彼女をしっかり送り届ける。 こういう夢を、次から次へと与えつづけていくことで、「ヒロイン願望」を満たしてやるのです。
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