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人は誰かと一緒にいたいという親和欲求を持っており、男性と女性では、その親和欲求の度合いが違っています。 女性は恐怖心が高まると、親和欲求が強くなることが心理学的にも証明されており、遊園地での恐怖マシーンやお化け屋敷に入ると、親和欲求が俄然高まり、彼と一緒であれば、抱きついてくるとか、手を握ってくる確率は高いはずです。 つまり、女性は誰かが近くにいることで安心感を求める傾向があるため、当然、男性からスキンシップをされるのが好きだという人が多いのです。 男性側からすれば、女性の親和欲求が一番高まるのは暗闇だということですので、暗いところへ行けば行くほど、誰も見られてないという安心感から身体的にも精神的にも無防備になりやすく、そのうえ、性的興奮も高まるとされています。 ここでは、女性の喜ぶボディタッチのコツについて紹介しましょう。
ボディタッチで女性が最も嫌うのは、性的な対象、体目的で触ってくる、いやらしい下心のある男性でしょう。女性にとっては、これほど気持ち悪いものはないはずです。 男性からすれば、顔や容姿など見た目で許容範囲のある女性が、ボディタッチで誘ってくれば、これほど嬉しいことはありませんが、女性の場合は誰でも良いというわけにはいかないようです。 女性がボディタッチをしても拒否しない男性は、信頼のできる相手であることが大切です。なぜなら、最後の一線を越えるボディタッチということになれば、子どもができる可能性も高くなりますので、最終的に、妻子を経済的に支えるだけの信頼のある男性でなければならないからです。 だから、体だけを欲しがる男性は拒否されます。 モテる男性が、女性に人気があって喜ばれるのは、自然な感じでの下心のないスキンシップをとれるからです。 たとえば、あいさつの時に肩や頭にポンと手を乗せてフレンドリーで爽やか感じを演出することができます。あるいは、デート中にさり気なく肩や背中に手を回して「あっちに行ってみよう」などとエスコートしてくれる。人ごみの多い横断歩道や満員電車でははぐれないように手をギュッと握ってくれるなどです。 どのボディタッチも、下心やいやらしさがなく、自然な振る舞いでの優しさが感じられ、どれも肉体関係に直結するものではありません。 このように男性から自然なボディタッチをされると、女性としては心が惹かれ、「私にひょっとして好意をもっているのかな?」とか「どうしてあんな優しいボディタッチをしてくれたのかしら?」などと、いろいろと心に妄想が浮かび、それが恋心へと育っていきます。 男性が女性を口説くにしても、一気に攻めようと考えず、何気ない自然体のボディタッチから攻略していくのがいいのかもしれません。
男は初デートをするようになれば、彼女の手をグッと握ってみたい、あわよくば口説いて落としてみたいと、男の妄想はとめどなく広がっていくものです。 ただ、彼女もあなたのそんなムキムキな気持ちを察して、警戒するはずです。 何でも、順番があるように、自分の気持ちがいくら焦っても、手も握ったことがないのにいきなりキスをしようと迫ったら、嫌われることは当然です。ここはやはり、手を握るか、ちょっと肩を寄せ合う程度の軽いボディタッチから始めたいものです。 手を握るときには、いきなり握ったらおかしいので、やはり手を握りやすい状況を作り出して、自然に手が触れ合って握れるようにするのが彼女に喜ばれる良い方法です。 たとえば、夜道を歩いているなら、暗くて危ないから手をとってあげるとか、狭い道を歩いているなら、車が危ないからと言って肩を抱いて引き寄せるとか、いろいろやり方はあるはずです。 デート中に雨でも降れば、当然、ふたりで一つの傘をさすのが常道で、濡れないようにピッタリと肩を寄せ合うのもよいでしょう。 これらの状況は当然、手を握ったり、肩を引き寄せる絶好のシーンであり、彼女もある程度期待していることであるから、互いに照れることもなくスムーズにできるでしょう。 また、そうすることで、男としての頼もしさもアピールできるメリットがあります。 こういう最高のシチュエーションでも、突然、肩を抱かれたり、手を握られたりすると、ドキッとするものですが、女性としては、ある意味期待していたものであり、悪い気はしないものです。 このように、体を触れ合う機会はいつでもどこでも転がっていますので、それをうまく利用すれば、彼女をもっと身近な恋人にできます。 手を触れるとか、手を握ったり、あるいはちょっと肩に触れる程度でも、お互いの親密度は、その触れ合う多さに比例するものです。 間違っても、会話もなにもないところに、いきなり触られますと誰でも恐怖を覚えますので、いわゆる不意打ちはダメです。
男女が親密な関係にあれば、言葉なしでのボディタッチも自然と違和感なくできるでしょうが、まだ二人の間に親密な関係が築けていないような場合には、女性に緊張感や不安をもたせるだけで、怖がってしまいます。 知り合った当初で、恋愛関係があまり深まっていないときには、できるだけさり気なくボディタッチをするように注意する必要があります。まずは二人の会話の中で、自然にスキンシップをできるようにすることです。 女性に気まずさを感じさせないボディタッチのコツは、会話を楽しい話題で弾ませながら、相手に同意を求めたいときや、最高に話が盛り上がったとき、あるいは、何かのボケに突っ込みを入れたいときに、肩をポンッと触ったり叩いたりしてみることです。 彼女との意思疎通があまりできていないときには、会話中であっても、腕に触れたり、手をグッと握ったりするのは、その触られた箇所に神経が集中してしまうので、緊張感や不安感を煽ってしまい注意が必要です。 相手とウマが合うか合わないかは、ある程度会話をすればわかるものですので、お互いに冗談を言い合えるような関係性になったとき、勢いや流れでボディタッチをしてしまうのもタイミングとしてはいいでしょう。
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