|
女性を口説いて惚れさせるためには、告白することが基本ですが、男性は悩みに悩んだ末、告白する言葉を「ああでもない、こうでもない」と推敲を重ね、そして復習を何回もしてから、いざあなたの熱い想いを伝えようとします。 口説いて落とす愛の告白の会話テクニックとしては、長い言葉よりも短い言葉ではっきりと伝えるのが、彼女の心に響くものです。 ★ここでは、女性を口説く会話テクニックや告白して惚れさせる会話術などを紹介しましょう。
女性を口説いて気持ちをつかもうと思ったら、女性の好きな話題を見つけて会話の糸口にし、二人の夢を見させて想像力を掻きたてることです。これが会話術の基本です。 あなたは毎日、会社や学校と自宅をただ往復しているだけではありませんか? それでは女性と話がはずみませんし、ましてや口説けるわけはありません。 女性の話題は、男たちの4倍広いのです。 男はせいぜいスポーツ、酒、映画の話ぐらいしかできませんが、女性は海外旅行、ファッション、料理からはじまって、テレビ、映画、スポーツ、音楽、読書と、話題がとどまるところを知りません。 そこで、少なくとも、一週間のうち何日かは、通勤の道を変えてみましょう。 それだけでも風景が変わり、話題が見つかるかもしれません。 女心をつかんで惚れさせる方法のひとつは、「異体験を味わわせる」というものがあります。ふだん彼女が行ったことのない未知の場所を体験させると、急に親しくなれるのです。 たとえば、お化け屋敷や遊園地の怖い乗り物を一緒に体験すると、親和欲求という心理が働き、いつの間にか手を握り合ってしまうのです。 それだけに女性は、生活圏と趣味の広い男性に憧れます。F1レーサーに行こう、競馬に連れて行ってやろう・・・まじめな秀才より遊びの天才のほうが、はるかにモテるのです。 このテクニックを逆に使うのが、モテる男の極意です。海辺のホテルの話をすると、彼女は必ず二人で行くシーンを想像するものです。軽井沢の教会の話をすれば、ウェディングドレス姿の自分を、一瞬であっても夢見るものです。 このテクニックは、おもしろいように女性を惚れさせる高等心理学です。ぜひ使用してみましょう。
女性を惚れさせる会話術に応用できるものとして、「女性は男の断定した言葉に弱い」というものがあります。 たとえば、彼女にふざけて、 「そんなこというとキスしちゃうぞ!」 といってごらんなさい。 最初は、「バカね、ヘンなこといって」 という言葉が返ってきますが、次の日もまた次の日も、 「よし、キスするとしたら、ほっぺだ」 「ほっぺはかわいそうだから、額だ」 このように断定した言葉で繰り返してごらんなさい。 彼女は、唇はイヤだけど、ほっぺたや額ならいいわ、という気にだんだんとなっていくものです。 断定的な言葉は、一種の催眠術や洗脳のようなものですから、固い心が徐々にマヒしていく状態がよくわかります。 悪い男になると、 @ 金がないので我慢してくれ A 何としても金を稼ぐよ B 金さえあればきみを幸せにできるのだが こういう論法で彼女に迫ります。 この怪しげな三段論法はで、彼女は喜々として風俗店に働きに行ったり、「これを使って!」と金を貢ぐようになっていくから不思議です。 基本的に話し方は断定的に言うほうが、女性には快く響きます。 「ホテルに行かない?」 と男がいったのでは、女性は「ハイ」といいにくいものです。 それより「ホテルに行こう!」と断定的に言うほうが成功の確率は高くなります。言葉が心をマヒさせやすいからです。 この「話術でマヒさせる」テクニックで、彼女に迫ってみましょう。
女性との会話術で、女性に目をつぶらせることができれば、夢を見やすい状態にさせることができ、一種の催眠術にかかったような状態に導くテクニックがあります。 「目をつぶらせる」というのが、これです。 @ 額、あるいはまつ毛にキスをする A (目を開けていても仕方がない)暗がりに連れて行く B 会話のなかで、目をつぶらせてしまう @とAはおわかりでしょうが、とっておきなのはBの「目をつぶらせてしまう」会話術です。 これには、まず「笑わせる」。 それに、「恥ずかしがらせる」。 そして、「簡単な催眠術をかける」の3つの方法です。 笑えば誰でも、目をつぶるか、目を細くします。その瞬間、女は現実から少し遠ざかります。あるいは、ちょっと気を引くような言葉をいってみる。彼女が恥ずかしがれば、必ず目を伏せます。その瞬間、彼女はすでに夢を見ているのです。 ★ 簡単な催眠術で夢の世界に入るとは、次のようなものです。 「3秒間だけ。目をつぶってごらん。違う風景が見えるようになるよ」 「うっそー。そんなことあるわけないじゃない」 「ウソだと思ったら、ぼくが1、2と数える間だけつぶってみて」 この3秒間の間にキスしてごらんなさい。 怒られたっていいのです。その怒り方も、かわいいものに違いありません。 「ほら、もう風景が違って見えるだろ」 目をつぶると、もう顔の良し悪しの区別はなくなってしまいます。そこにあるのは、彼女にとっての夢の世界、理想の世界だけになります。 どういう形であれ、暴力と強引ささえなければ、女性は夢を見させてくれる男を阻むことは、絶対にありません。顔のいい悪いなど、まったく無関係に興味を抱くのです。 逆に夢の世界が暗いようでは、女は遠ざかってしまいます。暗い表情の男、眉間にタテじわが刻まれているような男は、女心を誘っても長つづきしないものです。
以前、「刑事コロンボ」という人気テレビドラマがありましたね。 コロンボ刑事は質問を終えて帰りがけの玄関のところで、思い出したようにもう一度するのが癖でした。 「そうそう、あの件なのですが、ちょっとわからないところがありまして・・」 質問が終わり、やっと帰ってくれると、ホッとした犯人は、そこでドキッとするのです。 犯人を落とす絶妙のタイミングです。 ★ 女を惚れさせて落とすのも、突然といきなりがキーワードなのです。 女を落として惚れさせるのも、実はこのタイミングが重要です。 デートをして送って帰る、女性は満足したような、むなしいような気分で家に入ろうとする、その直前に突然いきなり「結婚してくれますか」とポツンといったらどうなるか。女性の胸を瞬時にときめかせるでしょう。 「突然、不意、いきなり」はモテる男が使う手段であり、最高の会話術の極意といえるでしょう。 デートが終わり、おやすみをいう寸前にいきなり、手を握る、キスをするなら、まず100パーセントOKです。 もっと高等なところでは、部屋に彼女が入って明かりがついたときに、突然、携帯電話で「もう寂しくなっちゃった」とでもいってごらんなさい。部屋に入れてくれる確率は50パーセント以上あるはずです。 女性は期待の重みに耐え切れない人が多いのです。待ちつづけると不安が先に立ってしまいます。下手な男は、それがわからず機を逸してしまい、モテる男は不意に彼女のスキを襲い成功するのです。
女性というのは、はっきり具体的に言わないと真意が伝わらないものです。つまり、抽象的な言葉の告白では好きな彼女に伝わらないのです。もっと効果的で具体性のある言葉を告げることです。 特に好きな女性を口説いて恋愛関係を築こうと考えている男性であれば、抽象的な愛情の表現は女性の心をときめかせることがあっても、それ以上進展しないことがあります。 よく、車に乗って、目的地の場所を住宅地図で探すような場合、男なら地図の方向とクルマの進行方法が違っても、頭の中で地図がイメージできるのですが、女性は、だいたい、クルマの進行方法と地図の方向をあわそうと、クルクル地図を回しているのを見たことありませんか。 クルマが南に向かって進んでいれば、住宅地図は上が北方向になっているから、地図を180度回転させて、逆さで見ていませんか。 ★ 女性の特性から効果的に伝わるのは具体的な言葉 このように女性は、論理的にモノを考えたり、立体的な思考を苦手としているため、女性にかける言葉も、具体的に言わなければ好きだという気持ちが伝わりにくいのです。 たとえば、何回か付き合って、いよいよ愛の告白をしようと思って、「あなたのことが好きです!」と言ったとします。 確かに、それほど興味を持っていなかった男性から言われたとしても、女性としては悪い気がせず、喜んでくれるのは当然でしょう。 ですが、「好き」というのは、好きという状態を指しているだけで、好きの目的が明確ではないのです。ですから、これまでの交際と同じように、大して変化のないデートを重ねるだけで終わってしまう可能性があります。 男が女性に告白するパターンとしては、「好きです」、「愛しています」「付き合ってください」というものですが、あるアンケート調査によりますと、「付き合ってください」というのが一番、告白の効果的な表現で成功率が高いそうです。 なぜかと言えば、「付き合ってください」という言葉には、「愛していますから、これから交際してください」と宣言しているのです。これなら、目的はハッキリしていますから、友だちとしてのデートなどではなく、恋人としての交際宣言になるのです。 こうなると、次のステップに進んでプロポーズということも考えられます。 それが「好きです」とは、「ああそうですか」と思うだけで、これから何をしたいのかという目的が曖昧なのです。 ですから、女性に対する告白は、できるだけ具体的に言おう。
人間にバイオリズムがあって、一日のうちでも、気分の良い時間帯とか、何となく憂うつな時間帯などが、誰にでもあるように、告白にも成功しやすい、それなりの時間帯というのがあるものです。 あなたも、彼女とのデートも3回目になったということで、セオリーどおり今日こそはバシっと決めてやるという意気込みで、今日を彼女への告白日にしようと考えたとします。 告白する日取りは決めたにしても、それでは、いつ、切り出せばいいのか迷うことはないですか。 ★ 告白に成功する時間は、日常の生活習慣から予測できる まず、人間の心理的な状況を検証してみましょう。 私たちが朝目覚めたときは、顔を洗い、歯を磨き、朝食をとって「さあ、これから仕事を頑張るぞ」という気持ちで会社に出かけます。 机に座れば、今日一日ののスケジュールやダンドリをチェックして、上司に説明する資料等を整えて、気持ちもシャキッとするところです。 昼ごろになりますと、緊張感も解けて心もリラックスしてきますが、午後からの予定も気になるところです。そして、退社時間が近づくに連れて、少しずつ仕事の緊張感からも解放され精神的にも余裕が生まれてきます。 そして、夕方はアフターファイブに突入して、個人優先のタイムに突入し、午後9時過ぎ以降には、明日の仕事のことが気になりだし、ストレスも少したまってくるというのが、サラリーマンの日課ではないでしょうか。 ★ 愛の告白タイムは、夕方の午後8時前後がベスト たとえ休日のデートであっても、この一日のサイクルは、習慣的に巡ってくるものです。このような人間の心理を考えますと、早い時間帯での告白は、あまりオススメできません。 やはり一日の中でも、仕事を忘れて自分の唯一の時間と思える午後8時前後がベストでしょう。 また、恋愛の告白は、夜の「性」を想像したり、あるいは新婚生活の楽しさを連想させるものであり、やはり背景が少し暗くならないと、女性の想像力が掻き立てられないのです。 そういう意味からも、愛の告白は、夕方がベストであり、夜遅くなりますと、逆にテンションが下がってしまいます。
長い人生のなかで何かを行おうとした場合、順調に進むときと失敗するときがありますが、その差が何であるか明確にできなくても、はっきり言えることは、タイミングが悪かったということです。 これは恋愛関係でもいっしょで、あなたが好きな彼女にプロポーズしたり口説いたりすることでも、愛を成功させる告白にはそのタイミングが大事なのです。 仕事を例にあげれば、月曜の朝一番、むずかしい書類を持って部長室に入り、決裁をもらおうと一生懸命説明しても、まず決裁は通らないでしょう。それよりも怒られるのがオチであります。だれだって、日曜日で休んだ後の月曜日は、エンジンがかからないもので、難しい書類に目を通すだけの気持ちにはならないものです。 そういうタイミングで決裁を持っていっても、いい顔をしてくれるはずはありません。 もし、決裁を無事通そうと思えば、一週間で一番気の抜けやすい金曜日の午後にすべきです。午後なら、明日の土曜日は休みだし、気が緩んでいますので、機嫌もよく、決裁が通りやすいのです。 ★ 彼女が何かに打ち込んだり夢中になっているときには、告白するタイミングではない あなたが気になる女性をデートに誘って、二人の楽しい時間を過ごしたり、相手の女性もすっかり恋人気分になったような気持ちでいることもあるでしょうが、この状態は明日も続くという保障は何ひとつありません。 あなたは、彼女に脈ありと思って、「付き合ってください」と言ったところ、「ごめんなさい、今はお母さんが危篤で入院しており、そんな気分じゃないの」という返事が返ってくる場合だってあります。 人間というのは、試験勉強に打ち込んでいたり、あるいは趣味に打ち込んで我を忘れるぐらい夢中になっているときには、他のことなど目に入らない場合はいくらでもあり、そういう心の隙間を狙って口説いても、うまくいくはずはありません。 女性は恋がすべてだと思ったら大間違いです。 ですから、恋を成就し成功させるためには、今現在、彼女がどういう状況に置かれているかをしっかりと見極めてから恋の告白をすべきです。 そのためには、彼女の周囲から情報を得ることも必要でしょうし、もし、何かに夢中になっているとしたら、しばらくの間は応援メッセージを送るなどして、様子を見るのが得策です。 ここは、「急がば回れ」です。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男と女のモテる恋愛学 All rights reserved. |