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結婚は何のためにするの?


「結婚は何のためにするのか」とか、「結婚の意義とは何か」などを、若い頃はよく議論したりしますが、なかなか結論は出ないものです。

男と女は二象一態と言われるように、男と女が夫婦となって始めて一対(いっつい)の人間になるのです。ですから男は人間の魂の半身であり、女性も人間の魂の半身であります。

結婚は、その魂の半身を合わせて一態となりたいため、結び合うのであり、それは当然の本能なのです。




結婚の意義について


結婚は尊敬できる人と


結婚はお互いに尊敬できる人でなければいけません。

それは交際している段階から尊敬でき得る人であることと、結婚後も豹変することなく尊敬できなければなりません。


尊敬はできないが、経済的に裕福であるので、将来の家庭の安定のために結婚したということであれば、とんでもない間違いであります。

ここで、尊敬し得る人というのは、最高の学問を修めているとか、健康で立派な体をしているとか、教養もしっかり身につけて礼儀作法も完全である人という意味ではありません。

このような理想的な人というのは、現実には実在しない可能性が高いです。

ここで言います尊敬でき得る人というのは、人生に対して高い理想を掲げ、その理想に向かって一歩一歩前進するための努力をしている人であります。

こういう人なら、必ずやあなたを幸福にしてくれるであろうし、その理想があなたの考え方にも一致するのであれば、さらに言うことはないでしょう。

資産があるとか、地位があるだけで結婚するのは間違いであります。

しかし、容貌やスタイルだけを見て結婚するのも間違いであります。

現在のように景気が低迷し、人の嗜好も次から次へと宣伝文句に踊らされて変化するような時代に、安定したようなものは一つもありません。

ましてや資産があるとか言ってみても、自分の実力で得たようなものではないので、いつ何時失われるかわかりません。あるいは会社での地位なども、会社自体がいつ倒産するか分からない時代ですので、そんなものは人生に大した意味をもつものではありません。

もし、そういうものに執着して結婚を決意したなら、早晩、家庭の破局に直面する可能性は高いと思われます。

本当の人間の値打ちが出るのは、常に高い理想と信念を持ち、たゆむことなくコツコツと努力することであり、そういう人間なら、資産や地位がなくても、あるいは途中でリストラされるようなことがあっても、必ず青雲の志を遂げるものです。

結婚は信頼関係が大切


結婚生活を長く継続させるために一番必要な条件は、お互いに信頼できる関係が築けるかどうかにかかっています。

そのためには、結婚する相手は誠実な人であることが切に望まれ、イケメンであるとか、資産家の息子であるなどということに惚れてはダメです。

夫が信じられなくなった妻の生活は無味乾燥としたものになり、妻を信じられなくなった夫の家庭生活は、ただ寝に帰るだけのアパート生活になります。

★ では、信頼関係はどこから生じるのか。

それはその人の生活に「誠実さ」があるかどうかということであります。


高い目標を持って、それに邁進しようと真面目に努力するような人は、過去に一度や二度離婚の経験があったとしても、「失敗は成功のもと」と言われるように、その間にじゅうぶん人生勉強を積んで魂の向上が図られているものです。

本気になって何かに打ち込んだことがないような女性は、結婚に際して、男性に対して収入が多いか少ないかによって判断しようとするものです。

しかし、結婚時の男性の収入などは、あまり重要視するような事柄ではなく、その男性の性格のほうがポイントであります。

若い時は、だれでも給料が低いのは当たり前であり、性格が真面目で誠実さがあれば、必ず将来会社のために役に立つ人材となって、給料などは自然に上がっていくものです。

もし、あなたが資産家の息子を目当てに結婚したとしても、そのお金は息子の実力で稼いだものではなく、親の財産でありますので、そんな財産なんかいつ無くなるかわかったものではありません。

その時に残るのは、その男の実力だけであり、カネを稼ぐ実力もないのに、親のカネを当てにするような男なら、いつ身を持ち崩してもおかしくありません。

たとえ、今が貧乏であっても、結婚相手の将来性を期待するにこしたことはありません。

ですから、高い志と理想を持って、毎日頑張るような誠実な男は、必ず、将来、大きな人物になります。

男が女性を本気で愛するときには


女性にとっての恋愛は、心と体のすべてを包含した全人格的な感情でありますが、男性にとっては、恋愛は生活の一部にしかすぎません。

ですから、男性が恋愛で、あなたの気持ちを満足させたからといって、その女性をすべての面で愛しているなどとは言えないのです。

そこに男と女の恋愛にたいする考え方に大きな相違があるため、いろいろと悲劇が起きてくるのです。

女性としては全人格を打ち込んだ恋愛であるのに、男としては、本能的な欲求を満たしただけのこともあり、そこにお互いの恋愛上のアンバランスが生じ、結果的には、いつも女性が損をするということになります。

男というのは、その女性を本気で愛しているときには、本能的な衝動を感じることは恥ずかしく思えてくるものです。

男は本気で恋愛をすると羞恥心が出てくるのです。

羞恥心がなく本能的欲求を満たそうとする相手は、それが男であろうと女であろうと、真の恋愛感情を抱いているのではありませんので、こんな異性からの口説き文句に身をまかせてはならないのです。

男が本気であなたを愛すれば、女性を女神のように思い、ただひたすら崇めたくなり、ただその女性のそばにいられるだけで幸福感を感じ、神聖な感情が伴うのです。

最近の女性は非常に積極的な振る舞いをすることも多くなったため、このように純粋な気持ちになった男性を、「意気地がない」とか「勇気がない」などと考えて、勘違いする人があるようです。

私を奪うぐらいの気持ちを持って欲しいと考えているのかもしれませんが、本気の愛は、そういう行為を恥ずべきものと思うようになるのです。

そして、そういう純粋な男性と別れて、結果的に別のつまらない男性に身をまかせてしまうのです。

本当の愛は心と心がつながること


最近は、大部分のカップルが結婚する前に婚前交渉をしており、それが一般的になってはいますが、結婚前に体の純潔を汚すことはよくありません。

それは、体はただの物質ではないからです。

この体というのは、魂(あなたの心)が作り出したものであり、実態は心であり、体は心の影のようなものです。

私たちは、体のない魂(心)だけでは人間生活が成り立たないため、魂(心)が肉体に宿ることによって、お互いが同一の人間であると認識できる環境に置かれているだけであります。

これによって、私たちの見ている世界は出来上がっているのです。

ですから、体に純潔性がないということは、そのもとの魂に純潔性がなくなったということであります。魂(心)純潔性を守るためには、魂の表現である体も純潔性を守る必要があります。

つまり、本当の恋愛とは、心と心がつながることを指すのです。

★ なぜ、女性は一人の男性だけを愛しようとするのでしょうか。


もちろん、世の中には、何人もの男性、あるいは女性と関係を持つ人もいるでしょうが、女性は本質として、ひとりの男性のみを大切に思う心を持っているということです。

なぜなら、一人の男性を愛しようとする願いの奥底に潜んでいるものは、自分の産むべき子どものために、純粋なる父を求めるからです。

自分が産もうとする子どもが、だれが父親であるか分からないようでは、もし、子どもが生まれても、子どもの父親を愛しようとする純粋性が失われます。

ですから、女性が一人の男性だけを愛するという純粋性は、自分を中心として「父」と「子ども」を一本の清らかな線で貫こうとする気持ちから発しているのです。

本当の恋愛は、心と心のつながりを考えることであり、そして女性の全生活に関わり、全生活を動かすものであります。


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