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男と女は陰と陽の関係であり、すべてが正反対の本質や性格を持っているだけでなく、体の構造も全く違い、別の生き物だと言ってもいいぐらいです。 ★ここでは、陰と陽の違いから発生する男と女の考え方の体の違いを中心に考察して見ましょう。
男性は、自分の子孫を多く残そうとして、多くの女性に妊娠させたいという本能がありますが、その本能を満足させるためには、周囲の男たちとの女性獲得競争に勝ち残らなければなりません。 そのためには、女性に自分を惚れさせる必要があるわけですが、顔やスタイルがずば抜けるか、特殊な才能があってモテる男性なら別ですが、普通の男性では女性に投資しなければ振り向いてくれないでしょう。 逆に言うと、投資を惜しみなくできる男性は、女性獲得競争で優位に立てますが、それでは、その男性が優位になるためにはどうすればいいのでしょうか。 それはいち早く惚れてしまうということであり、早く惚れたほうが、早くその女性に投資してライバルを蹴落とすことができるからです。 ですから、男性は女性に惚れやすいように遺伝子にインプットされていて、これもまた、男性が生存競争で後れをとらないようにするための遺伝子の策略といえます。 逆に、女性は簡単に男性に惚れてしまって、相手の男性から十分な投資や守護力を受けないうちに、肉体関係を許してしまって子供を作った場合、その子供を立派に育てることができません。 結果的に、そのような惚れやすい女性の子孫は絶滅に向かいます。結局女性は惚れにくく、男性の投資を品定めした女性の子孫だけが残るので、簡単に惚れないように進化してきたといえるでしょう。 こうして考えると、女性にとって惚れやすいことは子孫繁栄には致命的であることがわかります。惚れっぽいという自覚のある女性は、日ごろからじっくり品定めする習慣を身につけることも必要です。
人間の遺伝子はいまだに何十万年前の狩猟時代の遺伝子を持っているといわれています。 狩猟時代、男性は狩に出かけ、残された女性や子どもは近場で協力し合いながら食物採取していました。このとき、女性たちは会話を用いて互いにコミュニケーションを取り合う必要があったので、会話の能力は男性よりも大幅に発達してきました。 一方、男性は、狩に出かけたときには必要以上に会話をすることはありません。ぺちゃくちゃしゃべっていたのでは獲物が逃げてしまいます。つまり男性は、何かの目的を達成させるためにしか会話を用いなかったのです。 男性は、会議などの発言で、的を射た骨組みがしっかりしている発言をするので、一見会話能力が高いように見えますが、これは会話を目的達成の道具として使っていることの表れです。決して能力自体が高いのではありません。 一方、女性は、会話をレクリエーションの道具としてストレス解消のために用います。つまり会話を楽しむ能力が備わっているのです。女性のみなさんはこれを当たり前だと思っていることでしょう。 しかし、これは男性では当たり前ではありません。もともと男性には会話自体を楽しむ能力はないのです。
男性はなぜデリカシーのない下ネタの話をしてくるのか、不思議に思いませんか。しかし、これは当然のことです。 下ネタの話は女性にその気があるかどうかを探るという究極の目的を持っているからです。つまり、男性は「肉体関係ができそうな女かどうか」の打診に下ネタの話を用いるのです。 ここでも、会話の中にはっきりした目的が存在することが、女性のみなさんにはもうお分かりでしょう。 女性がたとえば、「お前はベッドインの最中に大きな声を出す?」なんて、彼でもない男性に聞かれたらどういう態度を示しますか?とってもイヤな顔をするでしょう。でも好きな男性が近寄ってきて、じゃれるように笑顔で同じ言葉を言ってきたらどうですか。 「もう、恥ずかしいこといわないでよ」 「じゃあ、いつか試すか」 なんて冗談であってもドキドキしたシーンになりますね。この時、あなたが毛嫌いしたリアクションを示さなければ、男性はあなたに対して「もしかしたら、ベッドに誘ったらOKしてくれるかも」という判断をします。 このように下ネタの話は、男性があなたに対して肉体関係の可能性がどれぐらいあるのかを読み取るための重要なセンサーになっていることが分かります。男性にとっては、このような話に対するリアクションで関係ができるかどうかを判断をして、初めて安心して女性に口説きにかかれるのです。 ただし、男性は本命の女性にはなかなかこのような軽はずみなことはいえません。なぜなら、もし、下ネタの話で相手に毛嫌いされてしまえば、その関係はそこで終ってしまうからです。
浮気をするなら、今つき合っている相手よりもレベルの高い異性がいい。これは男女共通の意見でしょうが、男性と女性の場合は少し違います。 男は女性のレベルに関係なく、単に新しい女性と浮気をしたいという遊びからです。これは男性の本能に組み込まれているシステムといえます。 女性も浮気をすることがありますが、遊びでするようなことはできず、真剣で本気の恋愛であり、離婚覚悟の浮気なのです。 男は新しければ少々ルックスが劣っていても、レベルが低くてもかまいません。とにかく新しい女性との肉体関係にはときめくように遺伝子に組み込まれています。 ですから、どんなに美しい彼女を持っていても、長くつき合っていればときめきは薄れ、逆に少々見劣りする女性でも、その女性が単に新しいというだけで、その浮気はときめくのです。 これは人間に限らず、多くの動物ノオスがそうです。たとえば、養鶏場ではこの「新しいメスを求めるオスの本能」を利用して受精卵を多く作ります。 オスは一匹のメスと交尾させると、その後再び射精がすぐにはできない不応期というものを持ちますが、相手を新しいメスに取り替えてやると、不応期もどこ吹く風と新しいメスと交尾を始めます。それほど押すにとって新しいメスは魅力的名のです。 心理学では、このようなオスの特性をクーリッジ効果と呼ばれていますが、動物を繁殖させるために実際にこの効果を利用されています。 この習性は人間の男性にも受け継がれていて、新しい女性は男性にとって大きな興味の対象になります。これが男性の浮気と女性の浮気のもっとも異なるところです。 よく浮気がバレた時に「ほんの出来心で」という言い方を聞きますが、出来心とはこのような新しい女性との肉体関係を求める心のことを言っていたわけです。 男性にはもともと、いろんな女性と肉体関係を結びたくなるように遺伝子に仕組まれているので、たいていの男性が乱交的な肉体関係を求めています。 しかし、このような本能を女性の前で丸出しにしてしまうと嫌われてしまい、誰とも肉体関係ができなくなるので、男性はこの気持ちを必死で隠そうとします。 だから「オレは好きな人としか絶対にできない」などの言葉を吐くのですが、現実には、体の関係を結ばせてくれそうな女性なら、少々見劣りする人でも好きになる習性があるので、この言葉は結局「肉体関係が結べる女性なら誰とでもいいよ」という言葉と同じ意味になってしまいます。
男に喉仏があるのは、女性は声が低い男性にそそられ、男性は声の高い女性にそそられる傾向があるからなのです。 赤ん坊に声が届くように、女性は声が高い必要がある、という説がありますが、それでは男性の声が低くなる理由にはなりません。女性は基本的には声の高さが変わらず、声の高さが変化するのはむしろ男性です。 この傾向は、たとえばカエルなどでははっきりしていて、声が低いオスはただそれだけでメスにモテます。人間の男性も、声の低さがセックスアピールになるからこそ、声が低く進化したのは言うまでもありません。 声の低さは、威厳や強さのアピールになり、逆に声の高さは柔順さや緊張のアピールになります。ですから、女性は、男性の前ではブリッコをして声をオクターブ高くして男性の気を引こうとします。 合コンの場で声を高くしてブリッコしながらしゃべる女性が同性に嫌われるのは、そのような抜け駆け行為丸出しだからです。 そのような観点から、日本人と欧米人のベッドインのときの声を研究した結果、日本人の声は欧米人よりも周波数が高く、より赤ちゃんの声に近いことが分かったようです。つまり、柔順で緊張してあなたに惚れてますよ、というアピールが、ベッドインのときの声により強く表れたようです。 日本人は、欧米人に比べ、ベッドインのときに男性のそそる声を発していることが分かりました。どうして日本人女性がそのようなベッドインのときに声を発するようになったのでしょう。どうもその秘密は文化の違いにあるようです。農耕文化と狩猟文化の違いです。 アマゾネスを代表とする狩猟文化では、女性が男性よりも多くの食物を採取し、子供も自分の手で育てるため、女性が経済的に自立しています。つまり男性に柔順で頼るということをそれほど必要としないわけです。 それに対し農耕文化では、男性がしっかり土地を確保していて、女性土地なしでは自立することが不可能です。必然的に農耕文化では、女性男性に柔順でなければならなくなります。このような文化の違いが、ベッドインのときの声の違いに表れていると思われます。 高い声ほど、男性にかわいいと思われるということを知っておけば、なにかと恋愛でも有利に運べることは言うまでもないでしょう。
ピンクは特に霊長類のオスに好まれる色です。この理由は、ピンク=発情のサインだからです。 お猿のお尻は真っ赤というように、猿はお尻に性皮と呼ばれるピンクケイの皮膚を持っていて、発情するとこれが真っ赤に腫れあがります。オスはこの性皮の赤さを見て、メスに発情するという仕組みを持っています。 これは人間にも若干残っていて機能です。お尻こそ赤くなりませんが、人は恋をして目の前にいる人にどきどきして緊張すると、顔が真っ赤になります。これが人間のサインです。 心理学の実験では、男性は自分の目の前で緊張している女性に好感を持つということが分かっています。もじもじしたり、瞳孔が開いたり、声が高くなったり、顔が赤くなっている女性に好感を持つようです。 ピンクはまさにそのような状態を表す色です。ですから女性がピンク系を身につけることは、男性に好感を持ってもらうという意味で非常に重要なのです。 つまりピンク系は発情や緊張、好意の意思を相手に伝えるため、男性には「この女性は自分に柔順である」という印象を与えます。 さて、逆に男性がピンク系を身につけるとどうでしょう。この場合は不利になります。 理由は、男性は社会で常に自分の優位性を示しながら生きているからです。優位でなければ女性にモテず、さらに優位でなければ社会で認められず、お金も稼ぐことができません。 ですから、男性は緊張や柔順や発情を表すピンクを身につけないのです。 男性の場合には、相手の前で冷静でいられることが優位さを示すわけですから、男性は冷静さを示すことができる色を好むようになります。それがブルー系やクロです。ブルー=冷静のサインとなります。そういえば、ヤクザは間違ってもピンク色をつけないでしょう。 このように男性に好かれるためには、柔順さを示すピンク形、就職活動などでは優位を示す紺系がいいでしょう。 婦人警官の制服もまたブルー系です。逆にこの色の特性を利用して、女性が紺や黒をわざと身につけて、しぐさでは柔順に振舞うことができれば、アンビバレンツとなり好感度をアップさせることができるでしょう。
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