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モテる男になって、好きな彼女を射止めるためには、デートの時にして欲しいと心の中で思っている女性心理をしっかり把握することが大切で、そして行動に移すことです。 ですから、デート当日の女性の服装によって、遊びに行くT・P・Oを考え直さないといけません。ジーンズなのにホテルのレストランに連れて行ったり、白いワンピースなのにラーメン屋に誘っては、女性を怒らせる結果になります。
女性は興奮したり、できるような場所が好きで、女性をしびれさせて落とすには最高の心理テクニックでしょう。 女性をはじめてパチンコ店に連れて行くと、あの金属音とスピード、それに男たちの強いにおいとギャンブルでの真剣勝負などか、性的に興奮させるといわれています。 この喧騒に負けない場所として、クラブ、コンサート会場などがあります。競馬、サッカーなどは、絶叫する時間は限られており、興味や興奮が途切れることなく、続くわけではありません。 静かな喫茶店でしゃべっているより、しびれるような興奮を感じる場所、特に興奮が持続する場所のほうが、コトが早く運ぶのです。 では女をしびれさせるT・P・Oとは、どういうものでしょうか。 ★ 時間帯(T) @ 週末。遊び心がうずいてくる木曜日から土曜日にかけて。 A 夕刻または深夜。寂しさがつのる夕方と、性的な気分が高まってくる10時以降。 B 生理の直前と直後。 ★ 場所(P) @ 喧騒の中。クラブ、コンサートが代表例。 A 街中。幸せそうなカップルであふれている通り。 B ラブホテル街。公園の茂み、木陰。 C 揺れるところ。船上、ブランコ、ジェットコースター、車。 D 男の部屋。事務などスポーティブな空間。ベッドの見える位置。 ★ 条件(O) @ 手や肩を抱きやすい場所。寒い、危険、混雑しているなど。 A 幸福と不幸が現れる場合。友人の結婚披露宴のあと。友人の「夫」が死んだとき、自分の幸せを確かめたい。 これらは良心、常識、理性、たしなみ、礼儀、女らしさ、教養をはずす役割をするもので、デートにしても二度目か三度目には、こういった形式を踏むほうが、女性としても体を与えやすいのです。 女としては三度目のデートに応じたことで、男から性的な行動に出られることはすでに予想しており、そのときはどこまで許すかを、ある程度は考えているはずです。ときにはそんなみだらな想像をしただけで、体が潤んでいるものです。 男としては、女が心と体をひらきやすい状態で出迎える義務があります。それを考えずに、まじめな人生論や仕事論をふりかざすデートであれば、「この人は私に合っていない」と、次のデートに応じようとしないでしょう。 女がデートを断る理由には、男が、 @ はじめから体が目的だった A いつまでたっても手を出してこない この両極端のケースがあります。どちらも野暮な男のやりそうなことで、これでは絶対うまくいきません。上品さと下品さの両方を感じさせるT・P・Oをセッティングすることです。
いまはラーメンでも、立派にグルメの仲間入りをしている時代、ただたんに、昼食時の弁当と同じニュアンスでラーメンを食べるのではなく、グルメ感覚で食べる、それだけで女性は感激するのです。 ふつうは一杯の5百円のラーメンでも、しゃれた雰囲気の中で食べるだけで、千円のラーメンになっているかもしれません。その価値は付加価値のプラスアルファ分なのですから、「中身は同じなのに、千円も払うなんてバカらしい」といっているようでは、失格です。 ラーメン一つとっても、女が喜ぶ「流行」には、必ずファッション性がなくてはならないのです。ファッション性とは話題であり、流行です。行動として絵になること、そしてその「流行」において女性を主役にできるなら、あなたは「流行」によって女の心をつかむことができるでしょう。 はじめてのデートの誘いで、いきなり「ラーメンを食べに行こう」といったら、女性はたぶんがっかりするでしょう。「センスがないわ」「私はラーメン程度の女なのかしら?」「きっとケチなのね」「お金があまりないのかしら」 こんな思いが女性の頭の中をかけめぐり、男の株は暴落します。 けれども、同じラーメンでも「横浜のあのラーメンのうまい店知ってる? ○○軒へ行ってみようよ」といえば「うん、行きたい。私一度食べてみたかったんだ」と喜んでついてくるに違いありません。 なぜ、それだけ差がつくのでしょう。 それは付加価値の差です。 ラーメンは「モノ」です。この「モノ」はどこにでも転がっています。ところが、この平凡な「モノ」を「○○軒」という付加価値をくっつけることによって、「グルメ探訪」という「流行」に変えてしまうことができるのです。 つまり「ラーメンを食べる」は、たんなる「腹ごしらえ」であり、しかもそれはあまり上品とはいえない種類のものです。出勤途上の駅前ラーメン、昼食時の出前弁当とあまり大差ありません。デートでそれをやられたら、女性ががっかりして当たり前です。 しかし付加価値かつくと、デートにふさわしい「流行」に変化するのです。この変化を知っておくとなかなか便利です。
女性は、日常、聞きなれない甘い声であるとか、あるいは、思ってもみなかったような刺激が手や腕、背中などにあれば、性的に刺激されてしまうことがあります。 たとえば、 ★ 愛は左耳に囁け 男が声を低くして囁くようにすればするほど、女は垣根を取り払います。 特に左の耳は、愛の言葉を聞き取るようにできているだけに、彼女の感情を揺り動かす言葉を連続的に囁くといいでしょう。 「行こうか?」「行く?」という言葉を、息をかけるように囁くと、「イク」という快感語に感じてしまう女性もいるようです。 ★ 禁断の「二の腕」 手のひらはそう敏感ではありません。ところが二の腕は服に隠れていることが多い部分だけに、誰でも敏感です。 信号が黄色になったとき、「さあ、早く」と、彼女の二の腕をつかまえて走ってみよう。拒むことは絶対にないし、渡りきってもそのまま密着し続けることです。彼女にとって思ってもみなかった刺激になっているはずです。 そして、男女の究極のコミュニケーションは、ベッドインということになりますが、体目的ではなく、本命の彼女として交際したいのであれば、ただ一つだけ、守るルールがあります。 それは、「この人は私に恥ずかしい思いをさせるけど、決して辱しめたりはしない」と女性に思わせることです。恥ずかしい思いをさせることと、辱めることとは根本的に違います。 女性は恥ずかしいことは「したい」し「してもらいたい」という気持ちがある反面、自尊心、大げさにいえば、自己のアイデンティティーを危うくすることには、命がけで抵抗するものです。 土壇場になって、女性から思わぬ反撃、抵抗を受けるのは「恥ずかしい」と「辱める」を男が間違うからです。
モテる男は、女性に緊張感を与えて、誘うチャンスをつかむのが上手いです。ですから、女性にはときに「予想に反するようなスリルの演出」が必要なときがあります。 その意味で女の心を開くには、サスペンス劇場のように、「これからどうなるのか」という期待と不安の入り混じった心理状態のさせることです。 女は一見、弱虫でこわがりかもしれませんが、本能的にハラハラドキドキの好きな人種です。つまり女はサスペンスを期待しているのです。だから期待にこたえて、ときに不安とスリルを与えましょう。そうでないと、女は退屈してしまいます。 誰もがうらやむような恵まれた境遇を、自分から破壊してしまう女性がいますが、これは退屈という病気にかかった結果です。 つまり生活が平和すぎて、スリルもサスペンスもないと、女は無意識のうちにそれを求めて、危険や破滅の渦中に飛び込んでいく習性があります。だから、ときにそれを満足させてやるテクニックや演出も必要なのです。 といっても、テレビドラマのような、犯罪がらみの演出をしろというのではありません。決まりきった日常の行動を、ほんのちょっと変えることによって、そこに突如として心理的サスペンスのある状況が生まれてくるものです。 たとえばデートの約束の時間に遅れたことのない人なら、わざとちょっと遅れてみるとか、いつも彼女の前で穏やかな顔しか見せていないなら、たまには「今日は部長とやりあってしまったよ」とこわい顔をしてみせるのも一つの方法です。 そうすることで、彼女に一種の不安、心配を与えると、かえってそれが頼もしい男と感じさせることになるかもしれません。 ラブホテルの前まで誘導してきて、女性が「きっとここへ入ろうっていうだろうな」と思っているようなとき、知らん顔して通り過ぎるという手を、モテる男はよく使うそうです。 そこに来るまで、女の心の中は不安や期待が入り混じった状態ですが、そこでアレッ?と思うような意外性を提示してやると、混乱し興奮するのです。それが思惑どおりにコトを運ぶコツです。 女性はデートしても何も起こらない、安全パイであることがはっきりしている男性は好みません。何かが起きるのではないかという気配、緊張感のようなものが、男と女の間には絶対に必要なのです。 デートの行き先を明らかにしないで、グングン車を飛ばすのも効果バツグンです。「この人は変なさころに連れ込むようなことは絶対しないわ」と心の中で信じようとしても、不安がこみ上げてきます。 このように、「不安でたまらない」と女に言葉も輪セルテクニックを使えば、離れられない仲になるのです。
楽しかったデートも終わりがけになって、家に近づくにつれて、安心感、解放感が出てきて、口のきき方も親しげになります。そこから思わぬホンネが聞けることもあります。 男の駆け引きとしては、送っていくにも、ただ時間がきたから「送ろう」ではなく、たとえは「あと20分だけ・・・」といって、20分たったらきっちり席を立つのです。 この方法で送っていくと、女のほうは後ろ髪を引かれるような気になるものです。 ダラダラ帰さないでいると、実家に住んでいる女性の場合は、落ち着かなくなって「もう帰らなければ」と一人でさっさと帰っていくかもしれません。それでは「送る」チャンスを逸してしまいます。 男が女を送るのは、一つのマナーですが、デートの回数を重ねたときは、判で押したように「いつも送る」のではなく、「たまには送らない」のもテクニックの一つであり、男の勝負時でもあるのです。 いつも必ず送っていると、それが習慣になった女には「あたりまえのこと」に思えてきます。あたりまえのことをされても、感謝の気持ちはうまれません。また女は変化を求めたがる人種です。 毎日毎日、同じ暮らしをすることにイヤ気がさして、夫に何の不満もないのに、「この状態が死ぬまでつづくのかと思ったとたん離婚したくなった」という奥様方もいるぐらいです。 このような性質を持っているのが女ですから、退屈させないためにも、アクセントとしての変化をつける必要があります。送りとどけるのに費やす時間は、二人の仲を急速に近づける濃密な時間です。しかし、何ごともなく自宅の近くまで来てしまったら、潔くサヨナラをいうべきです。 よく玄関まで送りたがる人がいますが、家に入れてもらえる可能性がある場合をのぞいて、ドアから数十メートル前で引き返すべきです。 車もなるべく自宅に近づけない気配りが必要です。親や近所の手前もあるからです。
人間の行動には、だいたい3回でひとつの結論に達するというパターンがあるようです。 たとえば、家業にしても、先代が財産を築き、二代目はその苦労を知っていて守りに徹し、そして苦労なしで手に入れた三代目がつぶすというものです。 あるいは、三度目の正直とか仏の顔も三回までなどといわれ、三という数字は、一つの区切りとか、決断すべきときなどの意味合いがあります。 男女の仲も「三」という数字は大いに関係しています。 ある週刊誌のアンケートで、一流企業の女性社員50人を相手に「何回目のデートでベッドインしましたか?」という調査がされたようです。 そのとき「三回目」と答えた女性が圧倒的に多かったものです。数字で示すと、 1回目→7人 2回目→6人 3回目→17人 4回目→6人 5回目→7人 6回目→7人 となっています。 つまり、デートを三回しても誘わない男は「その気がない」と見なされます。 また、相手と結婚する気がない場合は「ベッドインは3回が限度」、さらには「同じホテルには3回以上は行かない」と女はいいます。 おもしろいのは、このアンケートに答えている女性にかぎっていえば、「三回断ったら、こっちに祖まきがないのだから誘うな」といっていることで、これは角度を変えれば、男は最初のデートから誘えば、三回目には目的が達せられるということでもあります。 いずれにしても、男女の仲は三回目が勝負ということです。 女性のほうもそれを知っていますから、三回目のデートに応じることは「OKである」ことのサインです。 三回目に何もしないのは、「女心を知らない」ということになります。
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