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モテる男の女性の心を動かす会話術としては、グループ内での女性と会話するときと一対一で会話するときのテクニックは違ってきます。 ここでは、女性にモテる男の会話術や女の心を動かし距離を近づける会話テクニックをご紹介しましょう。
女性を口説いて落とそうとしているとき、女性から出てくる否定言葉に「イヤ」「ダメ」「ヤメテ」などがありますが、少なくとも女性の心を動かそうと思うのであれば、これらの言葉から女の本心の見抜いておくことが大切です。 「イヤ」「ダメ」「ヤメテ」という女性の言葉は、はたして心から拒否しているのでしょうか。 これは軽い否定から重い否定順に並べてみるとどうなるでしょう。 実は、最初の表題のとおりの順序になるのです。 「イヤ」とは「嫌い」ということです。これは純粋な否定後ではなく、そんなことをしたら嫌いになる、という予備信号です。嫌いになるかどうか、モテる男なら試す価値は十分です。 「ダメ」というのは、倫理的な否定です。しかし、この言葉はズルズルと深みにはまる危険性のあるもので、こういう言葉をつねに口にする女性は、簡単に落ちるものです。 これに対して「ヤメテ!」という表現は、どこか男を軽蔑した響きがあるのがお分かりでしょう。たとえば、「ヤメテ!」といっている女性をモノにしても、心のなかで憎しみをもたれてしまいます。 ことに、この言葉に「ヨ」という語尾がつくようなら、必ずストップ。「ヤメテヨ!」という表現には、男に対抗する強い意志があるからです。 モテる男は、この3語を、知り合った女性との会話でわざといわせるように仕向けます。 彼女が「イヤ」というか「ヤメテ」というか。それによって積極的に出るかどうかを決めるからこそ、ヤケドを負わないのです。
★ 女性の断り文句から、本当に断っているのかどうかの本心が分かる 夜遅く彼女の部屋に男が電話して、 「いまから、会えない?」 「でも、もうお化粧、落としちゃったから」 彼女がこう答えました。 さて、彼女は本当に断ったのでしょうか? 本当に断りたいときには、女性は絶対にこうは言わないそうです。 つまり、 「キレイな私で会いたい」 という心が秘められているのですから、もう一押しで部屋に入れてくれる、というわけです。なかなか鋭い指摘ですね。 ★ 女性が本心から断りたいと思うときの断り文句とは? では、本当に断りたいときは、どういう断り文句を言うのでしょうか? 「明日、早いから」 のセリフが最高の断り文句だといわれていますが、それではちょっと甘いかもしれません。 しつこい男なら、 「じゃ、玄関にキミに上げようと思って買っていた花を置いとくよ」 といって、インターホンを鳴らすかもしれません。 ここが頭の使いようで、女の心を動かすための口説きは、男と女の心理ゲームなのです。 男として、どうにも打つ手がないのは、 「いま、お父さんが来ているのよ」 この一声でしょう。 本当かな、と思いつつも、危険な橋を渡りたくないので、退散せざるを得ません。
★ 女性の心を動かすクツは、熱心に話を聞くだけでいい 人気の占い師の秘密はどこにあるのかと調査しますと、それは占いが当たるかどうかなどではなく、相談に来た女性の話をトコトン聞いてあげるかどうかにかかっているようです。 「ずいぶん長い時間待たせているけど、いいのですか」 と聞くと、占い師は自信たっぷりにうなずくのです。 ともかく熱心に話を聞いてやるので、一人ひとりに相当時間をかけているということです。 職場でもそうですが、じっくり女性社員の話に耳を傾けてやる男ほど、人気が高くなるのです。 ときには仕事の報告や連絡が、いつの間にか悩みごとの相談になっても、面倒がらずに熱心に聞いてあげましょう。これは「ひたむきさ」に通じ、女性の心を動かす無言の会話テクニックといえるものです。 ★ 女性との会話は汗が伴っていると胸を打つ 何か教えるときでも、額に汗を浮かべながらしゃべると、女性はものすごく感動します。 「この人は、これだけ一生懸命、わたしに教えてくれるんだわ」 と、いっぺんに好意を抱くほど心を動かせてしまうのです。その男のひたむきな姿勢が、女性の胸を打つからでしょう。 ある会社の課長が、新入りの女性の仕事が夜中になっても、うまくいかなかったのですが、その課長は黙ってひたすら待ったため、結局、徹夜につき合ってしまったということです。 しかし、この女性は、その課長の無言の激励で、その後伸びていったのです。男のひたむきさとは、汗とか時間といった具体的なものになってはじめて、女心を動かすことができるのです。 たとえば、食事を忘れて熱中してもいいですが、酒を断ってもいいわけです。欲望を殺してまでやる男は、必ず女性の好意を勝ち取れます。 口先だけでどんなにすばらしいことをいっても、職場の女性を味方につけることはできません。 それより、あなたのひたむきさを具体的に示すことです。
モテ男の話し方の特徴や共通点は、会話の上手さではなく、話すときの表情やジェスチャーを大切にして女性の心を捉えていることです。 男性同士では、お互いに背を向けたままでも平気で話をしたり、会議などで、他人の話を目をつぶったまま聞いたりします。 ですが、女性は、好きな男性が話すときは、じっと彼の目を見つめて、まばたきもしません。これは女性が耳だけでなく、目や鼻、皮膚まで動員して、彼のすべてを知ろうと観察している証拠です。 ここに、モテる男が女性の心を動かす会話のコツというものが潜んでいるのです。 ★ 女心をつかむのは、彼女の目をのぞき込むように話す その習慣がつけば、ただ目を見るだけでは能がないので、ジェスチャーや表情も加わるはずです。これが、言葉以外の視覚効果につながるわけです。 女性は男性と違って、第一印象を重視しますが、どんなにすばらしい話をしたからといって、「まあ、素敵」とは言ってくれません。 「感じがいい」「センスがあるわ」と彼女が好感を持ったり心が動くのは、しゃべる内容ではなく、雰囲気なのだ、と覚えておくことです。 好きにさせる会話など、5分、いや5分すら必要ありません。 それに、優しい言葉、甘い言葉だけを口にする必要もありません。ときには怒鳴ったり、厳しい態度を示したりしても一向にかまわないのです。 問題は、そのときの男性の目。彼女に対して真剣に叱っている目であれば、彼女はますます好意を増幅していくのです。 女に好かれない男とは、そこを知らない、ただそれだけなのです。
男としては、お金がなくてもモテるかどうかについて、けっこう気になるものですが、基本的には、お金があったほうがトクなことは確かでしょう。見合いの条件でも、女性は年収などを非常に気にします。 ですが、女性にもいろいろな人がいて、年収などよりも、男性の語る夢に憧れたり、女性に気配りを見せ、女性を主役にするように配慮することで、女心が動くことがあることも知っておきましょう。 たとえば、東大出で高給といったことより、 「いつか二人で店を持ちたいね」 などという「夢の話」に惹かれていく女性も多いのです。 また、お金があればいいかというと、そうではありません。 とくに女性は「ケチな男」を嫌います。だからデート中に領収書をもらったりするのは、愚の骨頂です。自分という女の価値が、領収書一枚に含まれたということに幻滅し、女性が主役にはなっていないのです。 食事に誘うにしても、別にラーメン一杯でもかまわないのです。 その代わり、もし女性が白いワンピースを着ていたら、 「この次は、あのラーメン屋に行ってみよう」 などと誘うことです。 白いワンピースにラーメンの汁などについては、女性にとっては一大事です。次回の約束なら、その日はジーンズで来られます。 モテる男とは、そういう女性の心理をくみ取って、女性が主役になれるような配慮ができるか、どうかということです。 逆にジーンズ姿の晩に「フレンチを食べに行こう」と言い出すような男に、女性は絶対についていきません。 女性は、「主役になりたい」ものなのです。「オレが、オレが」で自分が主役になろうとしたのでは、不快感をもたれるだけです。 「今日、何を食べたい?」 と聞くのと、 「今日はトンカツを食べに行こう」 では、大きく違います。 もし、どうしてもトンカツを食べたいのなら、 「今日はトンカツを食べたい気分なんだけど、きみはどう?」 こう優しく聞くことです。 この一言の気配りがあなたをモテる男に大変身させるのです。
男は誰でも、女性の前ではいいところを見せたいものですが、実際には、彼女たちはそういう男ばかり見ているせいか、お互いに目配せして笑いをかみ殺しています。 「社長を説得してようやくわかってもらった」とか「オレの積極的な姿勢が役員会を動かした」など、自分高く評価するようなことを言う男にかぎって、女性には信頼しないし、心は動かされません。 女性はむしろ、自分の弱みを見せるような男に共感や好感を抱くのです。 「どうも口下手なもので、社長にわかってもらうまで冷や汗のかき通しだったよ」 「やっぱり役員会を動かすのは、積極性だけではダメだ。勉強不足だったのにラッキーだったよ」 などと率直に自分の弱みや欠点を言えるような男にこそ、人間的な親しみを感じるのです。 ところが大方の男は、自分を一段高い位置に置こうとするため、女性の心をつかめません。女性たちはつねに嗅覚を働かせて、敵か味方かを判断します。嫌っている人に取り入ったりしている男は、「敵の味方は敵」と、すぐに敵視されてしまいます。 逆に、 「オレもあいつが嫌いなんだ」 と共感してくれるような男性は、味方と判定されて、彼女たちの仲間に入れてもらえるのです。 女性たちは強いだけの男を評価しません。権力志向が強くて出世欲も強い男は、結局、自分たちを踏み台にする、という反発心を持っているのです。
最初に見たときの印象は、誰の胸にも必ず残るものです。 もちろん、二度、三度会っていくうちに、女性に与える印象は変わっていくものですが、どういうわけか第一印象だけはもっとも強く残ってしまいます。 「彼って、意外にいい人だったのね」 「そう、でもわたしは、そう思わない。最初に会ったときの目が気味悪かったのよ」 ★ 女性に与える印象の違いは、何が原因か なぜ、このように女性に与える印象の違いが出たのでしょう。 実は前者は晴れた日の昼間、後者は雨の日の午後に会ったのです。 最初のデートの待ち合わせは、明るい色彩の喫茶店を選ぶのがコツですが、これも第一印象をよくするためにほかなりません。 極端にいえば、雨の日に会い、その日、女性が車に泥をはねかけられたとすると、その日に会った彼が洋服を汚したかのような印象をもたれてしまいます。 逆にタクシーをつかまえようとしたら、客がたくさんいた。そのとき、たまたま一台のタクシーが目の前に止まった。 それだけで、お互いが好意を抱くようになるのです。 ★ 女性に好印象を残す会話としては、過去形の言葉が大切 だからこそ、たとえ5分でも、最初に好印象を残す会話、これはとても重要です。 たとえば、最初に「あなたに会えて、今日はとても幸福です」といった男がいたとします。たしかにいい印象をもつに違いありません。 しかし、もうひとりの男は「あなたに会えて、今日はとても幸福でした」といったとしたらどうでしょう。 彼女はどちらの男性を、より好意的に受け止めたでしょうか? これは疑いもなく、後者の男が優位に立ちます。 なぜなら、最初の言葉は、女はお世辞として聞きますが、あとのほうの過去形の言葉は確実に男の気持ちとしてとらえるからです。 彼女の手料理にしても同様です。 「わあ、おいしそうだな」 「わあ、おいしかった」 この過去形の言葉の意味が月とスッポンほど違うことは、おわかりでしょう。 さらに、あとに残る印象となると、これに輪をかけて変わるものです。
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